オンプレミスの Windows Server ファイル共有の GDPR
ファイル共有のための推奨される基本的なアプローチは、次のとおりです。
Azure Information Protection を使用して、機密データにラベルを付けます。
Azure Information Protection スキャナーを使用して、データを検索します。
ファイル共有のための推奨されるアプローチには、次の手順が含まれます。
Azure Information Protection スキャナーをインストールし、構成します。
使用する機密データの種類を決定します。
使用するローカル フォルダーとネットワーク共有を指定します。
検出サイクルを完了します。
検出モードでスキャナーを実行し、検出結果を検証します。
必要に応じて、条件と機密情報の種類を最適化します。
自動的に適用されるラベルの予期される影響を評価します。
Azure Information Protection スキャナーを実行して、対象となるドキュメントにラベルを適用します。
保護のために、
目的としたラベルのドキュメントを保護するための Exchange データ損失防止ルールを構成します。
アクセス許可を使用して、ファイルにアクセスできるユーザーを制限するようにしてください。
監視のため、Windows Server のログを SIEM ツールに統合します。
- データ主体の要求の個人データを検索するには、Azure Information Protection スキャナーを使用します。 ファイル共有をクロールするように SharePoint Server 検索を構成することもできます。
Azure Information Protection スキャナーを使用して個人データを検索したりラベル付けすることに関する詳細については、「Deploy AIP Scanner (AIP スキャナーの展開)」 を参照してください。
条件に対してスキャナーを構成し、Microsoft Purview データ損失防止 (DLP) の機密情報の種類を使用する方法については、「Azure Information Protectionの自動および推奨分類の条件を構成する方法」を参照してください。 新しいOffice 365機密情報の種類は、スキャナーですぐに使用することはできず、カスタムの機密情報の種類はスキャナーで使用できないことに注意してください。