BizUnit テスト ケースのステージ
各 BizUnit テスト ケースは、 TestSetup、 TestExecution、 TestCleanup の 3 つのステージで構成されます。 各ステージには、1 つの個別の作業単位を実行する 1 つ以上のテスト ステップが含まれています。たとえば、 FileCreateStep は、指定したファイル名で指定した場所にファイルを作成します。 BizUnit には 70 を超えるテストステップが含まれており、新しいテストステップをフレームワークに簡単に追加できる拡張機能も提供します。 フレームワークに新しい手順を追加する機能により、BizUnit をさまざまなシナリオで使用できます。 このトピックでは、BizUnit テスト ステージについて詳しく説明します。
セットアップ ステージ
このセットアップ ステージでは、テスト用にプラットフォームを準備します。 たとえば、特定のテストを実行する前に、テストの実際の実行に備えてファイルをファイル ドロップにコピーする必要がある場合があります。 このステージを使用して、テストで使用されるファイルの場所またはデータベース テーブルをクリーンアップすることもできます。 BizUnit のすべてのステージと同様に、追加できるテスト ステップの数に制限はありません。これにより、複雑なシナリオを処理するために必要な柔軟性が提供されます。
実行ステージ
実行ステージは、テストが実際に実行される場所です。 ここで、検証するシステムの機能が実際にテストされます。
クリーンアップ ステージ
クリーンアップ ステージは、テストを実行する前の一貫性のある状態にプラットフォームを返すテスト ステップのコンテナーです。 このステージは、実行ステージでエラーが発生した場合でも、常に実行されます。 プラットフォームを開始点に戻す必要があるのは、テスト スイートの一部として各テスト ケースが自律的に実行されるように、1 つのテスト ケースが別のテスト ケースに干渉しないようにするためです。 この段階でシステムを完全にクリーンアップすることは、BizUnit を使用した効果的なテストの指針の 1 つです。
次の図は、セットアップ、実行、クリーンアップの 3 段階のテスト ステップを含むサンプル テスト ケースの形式を示しています。 BizUnit でテスト ケースを定義するときは、常にこの構造に従う必要があります。
のステージ
BizUnit テストのステージ