次の方法で共有


動的な解決とルーティングの概要

ESB リゾルバー クラスは、次の実行時解決をサポートします。

  • メッセージ配信エンドポイント

  • 変換用のマップ

  • エンドポイントの構成

  • カスタム サービス メタデータ

  • サーバー側のスケジュール

    Microsoft BizTalk ESB Toolkit は、リゾルバー接続文字列を使用して、メッセージが到着したときにマップとエンドポイントの解決を試みます。 これらの接続文字列は、メッセージが到着したときにメッセージのスケジュール SOAP ヘッダーに存在する場合があります。または、ESB スケジュール セレクター、ESB ディスパッチャー、または ESB ディスパッチャー逆アセンブルのいずれかのパイプライン コンポーネントを使用してカスタム パイプラインで設定できます。 解決は、ESB リゾルバーおよびアダプター プロバイダー フレームワーク コンポーネントの "Just-In-Time" (JIT) 解決機能を使用して、処理ライフ サイクルの後半で発生します。

    たとえば、動的変換エージェントがマップする必要があることを示すメッセージを受信したが、マップ名がまだ決定されていない場合、関連付けられたリゾルバーを使用して解決を実行しようとします。 JIT 解決が失敗し、エラーとして分類された場合、システムは例外メッセージを生成します。

    リゾルバーとアダプター プロバイダー フレームワークは、次のデータ ストアまたは解決メカニズムに対してクエリを実行できます。

  • ハードコーディングされたマップまたはエンドポイント。その場合、動的解決は行われません

  • ビジネス ルール エンジン (BRE) ポリシー

  • IResolveProvider インターフェイスを実装するカスタム アセンブリ

  • メッセージに対する XPath クエリ

  • ユニバーサル説明、検出、統合 (UDDI) 参照