BAM のコードを記述する理由
多くの場合、独自のコードを記述せずに BAM ツールを使用して追跡機能を実行できます。 これらのツールには、Excel 用の BAM アドイン、BAM 管理ユーティリティ、および追跡プロファイル エディター (TPE) があります。 BizTalk Serverの BAM は、BizTalk オーケストレーションとメッセージング コンポーネント (パイプラインとポート) のインターセプターを提供します。 インターセプターは、構成ファイルに基づいて汎用的にデータを収集できるようにアプリケーションをインストルメント化するソフトウェアです。 追跡プロファイル エディターを使用して、これらのインターセプターを使用するようにアプリケーションをインストルメント化できます。 追跡プロファイル エディターの詳細については、「 追跡プロファイル エディター」を参照してください。
BAM API を使用したアプリケーションのインストルメント化が効果的であるのは、主に次の 2 つのシナリオです。
監視対象のホストに対して BAM インターセプターが存在しない場合
組み込みのインターセプターがアプリケーションの複雑さに対応しない場合
組み込みのインターセプターがない場合は、BAM EventStream API を使用して目的のイベントをキャプチャできます。
Note
EventStream クラスと BAMInterceptor クラスを組み合わせて、独自のインターセプターを作成できます。 BAM API SDK のサンプルは、単純で拡張が可能な汎用インターセプターを示しています。 独自のインターセプターを作成して、各アプリケーションの新しいコードを記述しなくても多数の同様のプロセスをインストルメント化できます。 BAM API SDK サンプルを表示するには、「BAM API (BizTalk Server サンプル)」を参照してください。