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トランザクションの対象であるオーケストレーション

オーケストレーションは、スコープと同様にトランザクションになることができます。 実際、オーケストレーションそのものをスコープと見なすことができます。 一般的に、トランザクションの対象であるオーケストレーションには、トランザクションの対象であるスコープと同じルールが適用されます。

Note

オーケストレーションとその他のスコープの違いとして、オーケストレーションには例外ハンドラーがないという点があります。

オーケストレーションの補正

オーケストレーションの Transaction Type プロパティが実行時間の長いプロパティまたはアトミックに設定されている場合は、 Compensation プロパティの値を選択することもできます。値は Default または Custom です。

補正に [カスタム ] を選択すると、[ 補正 ] タブがオーケストレーション デザイン 画面の横に表示されます。 このタブの表示はオーケストレーション デザイン画面と同じで、図形やポートも同じように追加できます。

補正は、他のオーケストレーションから呼び出された場合にのみオーケストレーションで実行されます。 [オーケストレーションの呼び出し] 図形の Identifier プロパティを使用して、特定のオーケストレーション インスタンスを補正できます。

重要

最上位のオーケストレーションに存在する補正は、ランタイム エンジンにより無視されます。

参照

オーケストレーションのトランザクション化
トランザクションの使用と例外の処理