次の方法で共有


[データベースのメッセージ カウント] の制限のしきい値に含まれる保留メッセージ

既定では、DB 調整しきい値 のホスト メッセージ数 は 50,000 の値に設定され、次の状況で調整条件がトリガーされます。

  • サブスクライブを行うホストの作業キュー、状態キュー、および保留キューに対しこのホスト インスタンスによって公開されるメッセージの総数が、50,000 を超えた場合

  • スプール・テーブルまたはトラッキング・テーブル内のメッセージの数が 500,000 メッセージを超えています。

    中断されたメッセージは DB 計算のメッセージ数に 含まれるため、BizTalk サーバーで負荷が低い場合や負荷が発生していない場合でも、メッセージ発行の調整が発生する可能性があります。

Recommendations

  • 多数の中断メッセージが発生する可能性がある場合は、BizTalk データベースを含む SQL サーバーの領域要件を考慮して、DB しきい値 のメッセージ数 の既定値を増やすことを検討してください。 また、Spool テーブルにバックログを追加できるように、 Spool 乗数追跡データ乗数 の値を増やすことも検討してください。

    これらの値の詳細については、「 リソース ベースの調整設定を変更する方法」を参照してください。

  • BizTalk:MessageAgent パフォーマンス オブジェクト カテゴリに関連付けられているメッセージ発行調整状態パフォーマンス モニターカウンターを使用して、現在の調整状態を測定します。 このカウンターの値が 6 に戻る場合は、中断されたインスタンスを確認し、必要に応じてそのインスタンスを終了または再開します。

    ホスト調整パフォーマンス カウンターの詳細については、「 ホスト調整パフォーマンス カウンター」を参照してください。

参照

制限の設計時の推奨事項