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専用マップと汎用マップ

データを変換するマップを作成する場合は、 特定 のマップまたは 汎用 マップを作成できます。

専用マップを使用すると、特定の取引先の要件を満たすことができます。 取引先との間に非常に特殊なビジネスの要件 (または契約) がある場合には、専用マップを使用します。 専用マップの利点は、カスタマイズして、特定の取引先とのビジネス関数の要件を満たせることです。 専用マップの欠点は、複数の取引先に使用できないことです。 取引先の数と、取引先と交換されるさまざまなメッセージの種類の数とを乗算した数のマップが必要である場合、関連するすべてのマップを管理するために、十分な時間とリソースを割り当てる必要があります。

一方、汎用マップは、複数の取引先に使用するために設計されています。 このため、特定のビジネス ドキュメントに対して複数のスキーマの開発や管理を行う代わりに、ビジネス ドキュメントの種類ごとに 1 つのスキーマを作成し、作成したスキーマをすべての取引先に対して使用します。 複数の取引先に対して 1 つのマップを使用すると、時間とリソースが節約されます。ただし、このようなマップは、カスタマイズできないので、すべてのケースのニーズを満たせない場合があります。

業務の種類にもよりますが、専用マップと汎用マップの両方を作成する場合がほとんどです。

参照

マップ
BizTalk マッパーでのマップの作成