.NET アセンブリ、証明書またはその他のリソース アイテムをアプリケーションから削除する方法
このトピックでは、BizTalk Server管理コンソールまたはコマンド ラインを使用して、BizTalk アプリケーションから次のリソース成果物を削除する方法について説明します。 このトピックの手順を実行すると、BizTalk 管理データベースからアイテムが削除されます。 ただし、ファイル システム、証明書ストア、インターネット インフォメーション サービス (IIS)、または Windows レジストリからは削除されません。 また、バインド ファイルを削除した場合、バインド ファイルが削除されるのみで、バインドそのものは変更されません。
.NET アセンブリ
COM コンポーネント
証明書
アドホック ファイル
BAM 定義
バインド ファイル
仮想ディレクトリ
インポートまたは追加によって仮想ディレクトリを明示的にアプリケーションに追加した場合は、このトピックの手順を使用して仮想ディレクトリを削除できます。 仮想ディレクトリを明示的に追加せず、受信場所の構成時に参照で追加した場合は、このトピックの手順を使用して仮想ディレクトリを削除することはできません。 これは、仮想ディレクトリが BizTalk 管理データベースに格納されないためです。 アプリケーションの .msi ファイルをエクスポートすると、IIS から仮想ディレクトリが取得され、.msi ファイルに追加されます。 .msi ファイルをインポートすると、そのグループの BizTalk 管理データベースに仮想ディレクトリが追加されます。
前提条件
このトピックの手順を実行するには、BizTalk Server Administrators グループのメンバーであるアカウントでログオンする必要があります。 アクセス許可の詳細については、「 BizTalk アプリケーションの展開と管理に必要なアクセス許可」を参照してください。
アプリケーションからリソース アイテムを削除するには
BizTalk Server 管理コンソールの使用
[スタート] ボタンをクリックし、[プログラム] をクリックし、[Microsoft BizTalk Server 20xx] をクリックし、[BizTalk Server管理] をクリックします。
コンソール ツリーで、[BizTalk Server管理] を展開し、削除するリソース成果物を含む BizTalk グループを展開し、成果物を含むアプリケーションを展開します。
[ リソース ] フォルダーをクリックし、成果物を右クリックし、[ 削除] をクリックします。
コマンド ラインの使用
コマンド プロンプトを次のように開きます。[ スタート] をクリックし、[ 実行] をクリックし、「」と入力
cmd
して、[OK] をクリック します。次の表に示すように、適切な値を置き換え、次のコマンドを入力します。
BTSTask RemoveResource [/ApplicationName:value] /Luid:value [/Server:value] [/Database:value]
例:
BTSTask RemoveResource /ApplicationName:MyApplication /Luid:"MyAssembly, Version=1.0.0.0, Culture=neutral, PublicKeyToken=0123456789ABCDEF"
パラメーター 説明 /Applicationname 削除するアイテムが存在する BizTalk アプリケーションの名前。 指定しなかった場合、既定のアプリケーションが使用されます。 名前にスペースが含まれている場合は、二重引用符 (") で囲む必要があります。 /Luid アイテムのローカル一意識別子 (LUID)。 LISTApp コマンドの説明に従って、ListApp コマンドを使用して LUID を取得できます。 /サーバー BizTalk 管理データベースをホストする SQL Server インスタンスの名前。ServerName\InstanceName,Port の形式で指定します。
インスタンス名の指定は、そのインスタンス名がサーバー名と異なる場合にのみ必要です。 ポートの指定は、SQL Server で使用するポート番号が既定値 (1433) と異なる場合にのみ必要です。
例 :
Server=MyServer
Server=MyServer\MySQLServer,1533
指定しなかった場合、ローカル コンピューターで実行されている SQL Server インスタンスの名前が使用されます。/データベース BizTalk 管理データベースの名前。 指定しなかった場合、SQL Server のローカル インスタンスで実行されている BizTalk 管理データベースが使用されます。