スケジュール済み集計データに対するクエリの実行
スケジュールされた集計データは、BAM 分析データベースで動的に作成された OLAP キューブを介してクエリで使用できます。
このキューブの名前は、BAM 定義 XML 内にある View 要素の Name 属性に該当し、Excel ウィザードに入力されたビュー名と同じです。 BAM は、Data Transformation Services (DTS) パッケージ BAM_AN_<ViewName> を実行すると、このキューブを更新します。ここで<、ViewName> は Excel ウィザードで使用したビューの名前です。
スケジュール済み集計のデータに対してクエリを実行する際は、次の条件に特に注意してください。
このキューブは、DTS パッケージの実行が開始した時点のビジネスのスナップショットを含んでいる仮想キューブです。 完了したアクティビティと進行中のアクティビティの両方の集計が含まれています。 進捗ディメンションに従って集計をフィルター処理またはグループ化できます。
現在のアクティビティに関心がない場合 (非常に高速に完了した場合など)、対応する実際のキューブ <ViewName> #Completed に対してクエリを実行できます。
リアルタイムの集計も行う場合は、リアルタイムの集計用に設定したオンライン ウィンドウよりも頻繁にキューブを更新するように DTS パッケージをスケジュールします。 そうしないと、集計が行われない時間帯が生じます。