Policy.Dispose メソッド

Policy.Dispose メソッドは、Policy クラスで使用されるリソースを解放し、Policy オブジェクトをキャッシュに返します。 同じポリシーが再度呼び出されると、キャッシュされた Policy オブジェクトが使用されるため、新しい Policy オブジェクトの作成に必要な時間が節約されます。

Policy.Dispose メソッドを明示的に呼び出さない場合、ガベージ コレクション プロセス中に .NET ランタイムによってオブジェクトが解放されるまで、ポリシーはキャッシュに返されません。 したがって、Policy オブジェクトの使用が完了したら、Policy.Dispose を呼び出す必要があります。

Policy.Dispose メソッドを使用するためのサンプル コードは次のとおりです。

xmlDocument = IncomingXMLMessage.XMLCase;  
typedXmlDocument = new Microsoft.RuleEngine.TypedXmlDocument("Microsoft.Samples.BizTalk.LoansProcessor.Case",xmlDocument);  
policy = new Microsoft.RuleEngine.Policy("LoanProcessing");  
policy.Execute(typedXmlDocument);  
OutgoingXMLMessage.XMLCase = xmlDocument;  
policy.Dispose();