マップ作成の計画
マップを使用して、あるスキーマに準拠している入力メッセージを別のスキーマに準拠している出力メッセージに変換します。 これらの変換は、簡単な場合と非常に複雑な場合があります。また、情報の計算や統合も行われます。
次の表は、マップの作成を計画するときに検討する必要がある項目を示しています。
計画についての質問 | 推奨 |
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どのマップを作成する必要があるか | Microsoft BizTalk Serverで処理するビジネス ドキュメントの一覧を作成します。 この一覧には、注文書、請求書、出荷情報などが含まれます。 また、取引先から受け取る発注書の構造が、別の取引先から受け取る発注書の構造と異なる場合など、このようなビジネスドキュメントの複数がリストに含まれる場合もあります。 一覧を参照し、異なる形式にするドキュメントまたは一般的な形式に変換して適切な処理を行うドキュメントを決定します。 |
マップが必要な場所はどこか | 送信ポート、受信ポート、およびビジネス プロセスを表すオーケストレーションでマップを使用できます。 ドキュメントを変換する場所を検討してください。 |
変換する古いマップはあるか | BizTalk Server 2006 R2 および BizTalk Server 2009 で作成されたマップは、変更なしで移行する必要があります。 移行されたマップは、十分な時間をかけてテストしてください。 ただし、BizTalk の古いバージョンで作成されたマップは、必ずしもBizTalk Serverで開いているとは限りません。 メモ:BizTalk Server 2006 R2 より前のバージョンで作成されたマップは、BizTalk Server 2006 R2 または BizTalk Server 2009 で正確に動作する場合があります。 ただし、これらのマップはBizTalk Serverで開かない場合があります。 スクリプト Functoid またはカスタム Functoid を含むマップには、追加の作業が必要な場合があります。 詳細については、「 Functoid の移行」を参照してください。 |