オーバードライブ ロード テスト
このトピックの情報は、「 エンジンの MST を測定するためのテスト シナリオ」で説明されているテストを参照しています。
負荷生成ツール LoadGen 2007 を使用すると、BizTalk Server システム上の大きな負荷をシミュレートできます。
Note
LoadGen をダウンロードします。
続けて負荷の多いシステムをシミュレートするため、LoadGen 2007 は、測定された維持可能な最大のスループットよりも 120 メッセージ/秒多い約 410 メッセージ/秒の送信で構成されました。
このテストは、システムの負荷だけではなく、約 200 万レコードという深さのスプール バックログから回復する時間も考慮しています。
これを実現するため、システムは、スプールの深さが約 200 万レコードになるまで、高速で動作します。 スプールの深さが適切なレベルになると、負荷は生成されなくなります。
BizTalk 調整メカニズムが受信ホストを調整しないようにするため、スプール テーブル のバックログの蓄積を防ぐために、受信ホストの DB 調整しきい値の メッセージ数 が既定値の 50000 から 2000000 に変更されました。 DB 調整しきい値 のメッセージ数 を変更する方法については、「 リソース ベースの調整設定を変更する方法」を参照してください。 既定のホスト調整設定の詳細については、「BizTalk Server パフォーマンス チューニングに設定ダッシュボードを使用する」を参照してください。
次の図は、上図と同じインジケーターを示しています。
オーバードライブ ロード テストのロード プロファイル
図に示されているように、スプールがすぐに深くなっていきます。約 200 万レコードが最大です。 この場合、目標とした 200 万レコードのバックログに達するのに約 2.5 時間かかりました。 負荷が止まると、クリーンアップ ジョブによるバックログからの回復に約 8 時間かかりました。
参照
BizTalk Server パフォーマンス チューニングの持続可能なロード テストの設定ダッシュボードを使用してエンジンの MST を測定するためのテスト シナリオ