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インプロセス受信アダプター用のインターフェイス

メッセージング エンジンは、インプロセス アダプターをインスタンス化して構成し、トランスポート プロキシに渡して、アダプターがその機能にアクセスできるようにします。 構成およびトランスポート プロキシへのバインドを有効にするには、アダプターに次の構成インターフェイスを実装する必要があります。

  • IBTTransport

  • IBTTransportControl

  • IBTTransportConfig

  • IBaseComponent

    必要に応じて、アダプターが初期化中にハンドラー情報を受信する場合は、 IPersistPropertyBag を実装する必要があります。

    メッセージング エンジンは、アダプターのインスタンスを作成し、初期化して、受信場所の構成を設定します。 メッセージング エンジンは、 AddReceiveEndpoint メソッド呼び出しでプロパティ バッグをアダプターに渡します。 プロパティ バッグには、受信場所と受信ハンドラーの構成が含まれます。 構成は、XML スタイルのプロパティ バッグの形式で、データベースに格納されます。 メッセージング エンジンは、XML を読み取り、XML からプロパティ バッグを復元します。 少なくとも 1 つのエンドポイント (受信場所) が追加されたら、アダプターはメッセージの送信を開始できます。

Note

アダプターは、 IBTTransportControl.InitializeIPersistPropertyBag.LoadIBTTransportConfig.AddReceiveEndpoint などのメッセージング エンジン呼び出しをブロックしないでください。 これらの呼び出しで過剰な処理を実行すると、サービスの起動時間に影響します。

インプロセス受信アダプターを作成するときの、オブジェクト間の対話処理を次に示します。

インプロセス受信アダプターの作成に関連するオブジェクトの相互作用を示す画像。
インプロセス受信アダプターのワークフロー

参照

アダプター変数
受信アダプターの開発
受信アダプターのインスタンス化と初期化
分離受信アダプター用のインターフェイス
バッチ処理に対応した受信アダプター用のインターフェイス
バッチ処理に対応したトランザクション受信アダプター用のインターフェイス
要求 - 応答の同期受信アダプター用のインターフェイス