エンタープライズ シングル サインオンを復旧する方法
BizTalk Server を復旧する前に、まずはエンタープライズ シングル サインオン (SSO) を復旧する必要があります。
前提条件
この作業を実行するには、シングル サインオン管理者グループのメンバーおよび管理者グループのメンバーとしてログオンする必要があります。
SSO の構成中に使用したパスワードが必要です。
リモート サーバー上のすべてのデータベースが破損していない必要があります。
バックアップ マスター シークレット ファイルが破損しておらず、安全な場所に格納されている必要があります。
Enterprise Single Sign-On の復旧
[スタート] ボタンをクリックし、[すべてのプログラム]、[Microsoft BizTalk Server 20xx] の順にクリックし、[BizTalk Server構成] をクリックします。
Microsoft BizTalk Server 構成のコンソール ツリーで、[エンタープライズ SSO] をクリックします。
詳細ウィンドウで、[ このコンピューターでエンタープライズ シングル Sign-On を有効にする] を選択し、[ 既存の SSO システムに参加する] をクリックします。
[ データ ストア] に、SSO データベースをホストする SQL サーバーの名前と SSO データベースの名前を入力します。
Windows サービスで、最初に BizTalk Serverをインストールして構成したときに使用した SSO サービス アカウントのユーザー名とパスワードを入力します。
Note
別のアカウントを使用することもできますが、使用するアカウントはシングル サインオン管理者グループのメンバーである必要があります。
[構成の適用] をクリックします。
マスター シークレットが取得されなかったことを示す警告が表示されます。 イベント ビューアーを使用すると、エンタープライズ シングル サインオン サービスがコンピューターで開始され実行されていることを確認できます。
[ ファイル] をクリックし、[ 終了] をクリックします。
[ スタート] ボタンをクリックし、[ ファイル名を指定して実行] をクリックし、「 cmd」と入力して、[OK] をクリック します。
コマンド プロンプトに、次のコマンドを入力します。
cd Program Files\Common Files\Enterprise Single Sign-On
コマンド プロンプトに、次のコマンドを入力します。
ssoconfig -restoreSecret<backupfile>
ここで <、backupfile> は、バックアップしたマスター シークレット ファイルの名前です。
ssoconfig からバックアップ ファイルのパスワードの入力を求められたら、SSO 構成時に指定されたパスワードを入力します。 パスワードが正しい場合、 ssoconfig は次のメッセージを表示します。
操作が正常に完了しました
参照
BizTalk Server を実行しているコンピューターの復旧
BizTalk Server 構成を使用したエンタープライズ SSO の構成