例外のスロー図形を構成する方法
例外のスロー図形を使用して、オーケストレーションで例外を明示的に スロー できます。 スローが実行されると、ランタイム エンジンは、スローされた例外の種類を処理できる例外ハンドラーのうち最も近くにある例外ハンドラーを探します。
最初に現在のオーケストレーションを囲んでいるスコープを検索し、そのスコープに関連付けられている例外ハンドラーを検討して、スローされた例外の種類に適したハンドラーを特定します。
適切な例外ハンドラーを検出できない場合は、現在のオーケストレーションを呼び出したオーケストレーションから、現在のオーケストレーションへの呼び出しポイントを含むスコープを探します。 この検索は、現在の例外を処理できる例外ハンドラーが見つかるまで継続されます。
例外に完全に一致するのは、スローされた例外のランタイム型と同じクラスか、その基本クラスとなっている例外クラスです。
一致する例外ハンドラーが見つかると、その例外ハンドラーの最初のステートメントに制御が移ります。
一致する例外ハンドラーの検索に失敗した場合は、オーケストレーションが停止します。 トランザクションを使用すると、そのような場合の影響を最小限に抑えることができます。
手順
例外のスロー図形を構成するには
プロパティ ウィンドウで、[例外オブジェクト] ドロップダウン リストから、スローする使用可能なオブジェクトの種類を選択します。
Note
[ 例外のスロー ] 図形で [例外のスロー ] 図形が 例外ハンドラー内にあり、現在の例外ハンドラーでキャッチされた例外を再スローする場合にのみ、[一般的な例外] を選択します。 他のコンテキストで例外の スロー 図形に対して一般的な例外を使用すると、コンパイル中にエラーが発生します。