送信ポートに対してバックアップ トランスポートのオプションを構成する方法
このトピックでは、BizTalk Server 管理コンソールを使用して、送信ポートに対してバックアップ トランスポートのオプションを構成する方法について説明します。 プライマリ トランスポートにエラーが発生した場合は、指定したバックアップ トランスポートが有効になります。 プライマリ トランスポートの構成については、「 送信ポートを作成する方法」を参照してください。
Note
動的ポートの場合、トランスポート オプションは実行時に自動的に決まるため、プロパティを手動で構成することはできません。
前提条件
このトピックの手順を実行するには、BizTalk Server Administrators グループのメンバーであるアカウントでログオンする必要があります。 アクセス許可の詳細については、「 BizTalk アプリケーションの展開と管理に必要なアクセス許可」を参照してください。
送信ポートのトランスポート オプションを指定するには
[スタート] ボタンをクリックし、[プログラム] をクリックし、[Microsoft BizTalk Server 20xx] をクリックし、[BizTalk Server管理] をクリックします。
コンソール ツリーで、BizTalk グループを展開し、送信ポートに対してバックアップ トランスポートのオプションを構成する BizTalk アプリケーションを展開します。
[ 送信ポート] を展開し、構成する送信ポートを右クリックし、[ プロパティ] をクリックして、[ バックアップ トランスポート] をクリックします。
次の表の説明に従ってバックアップ トランスポートのプロパティを構成し、[OK] をクリック します。
プロパティ 目的 Type ドロップダウン リストから、適切なバックアップ トランスポートの種類またはトランスポート プロトコルを選択します。 送信請求 - 応答のポートの場合、ドロップダウン リストでは、送信請求 - 応答をサポートするアダプターのみを選択できます。 構成 バックアップ トランスポートの種類を選択した後、[ 構成] をクリックし、トランスポートのプロパティを構成します。 プロパティの構成の詳細については、[ ヘルプ] をクリックしてください。 送信ハンドラー ドロップダウン リストから、送信アダプターが動作しているホスト インスタンスを選択します。 再試行回数 メッセージ エラーが発生したときに送信ポートがメッセージを再送する回数を指定します。 指定できる範囲は 0 ~ 1,000 です。既定値は 3 です。 再試行間隔 メッセージの再送を試みる間隔 (分) を指定します。 既定値は 5 です。使用できる範囲は 0 から 525,600 です。