ノード名の文字エンコードの方法
ノード名で使用できない文字を使用すると、BizTalk エディターからメッセージが表示され、許可されていない文字またはエンコードされた文字 (OK または キャンセル) を続行するかどうかを確認するメッセージが表示されます。 続行した場合 ([OK] をクリック)、禁止文字がそれぞれ次のようにエンコードされます。
許可されていない文字は"xDDDD\" としてエンコードされます。ここで、"DDDD" は文字の 4 桁の 16 進数 Unicode 表現です。 たとえば、スペース文字 (0x0020) は "x0020\" としてエンコードされます。
複数の隣接する禁止文字がエンコードされる場合、文字間にアンダースコア文字が 1 つ挿入されます。 たとえば、3 つのスペースは"x0020__x0020__x0020\" ではなく "x0020_x0020_x0020\" としてエンコードされます。
Note
[オプション] ダイアログ ボックスの BizTalk エディター フォルダーの [警告ダイアログのエンコードの表示] プロパティを False に設定するか、[ツール] メニューの [このダイアログを チェック今後表示しない] ダイアログ ボックスの [ノード名のエンコード] ダイアログ ボックスで [このダイアログを表示しない] を選択して、ノード名のエンコードの確認を無効にすることができます。 このダイアログ ボックスのオプションの詳細については、「 スキーマ ツリー ビューの管理」を参照してください。
BizTalk エディターのスキーマ ツリー ビューには、入力された文字を使ってノード名が表示されます。 また、BizTalk マッパーでも、エンコード後の文字ではなく、入力された文字がそのまま表示されます。 BizTalk エディターの XSD ビュー、および XSD ファイル自体には、エンコードされたノード名が使用されます。 たとえば、ノード名として「Purchase Order」を入力した場合、BizTalk エディターおよび BizTalk マッパーのスキーマ ツリーには "Purchase Order" と表示されます。 BizTalk エディターの XSD ビューでは、対応する要素ノードが (最初に挿入されたときに) 次のように表示されます。
<element name="Purchase_x0020_Order" type="xs:string />