ExportBindings コマンド
BizTalk アセンブリ、アプリケーション、またはグループのバインドをエクスポートします。 アセンブリ、アプリケーション、またはグループのバインドと一緒に、グローバル パーティのバインドをエクスポートすることもできます。 (パーティとは、組織のパートナーなど、オーケストレーションと連携するすべてのエンティティを指します。)
使用
BTSTask ExportBindings /Destination:value [/GroupLevel] [/ApplicationName:value] [/AssemblyName:value ] |[/GlobalParties][/Server:value][/Database:value]
パラメーター
パラメーター | 必須 | 値 |
---|---|---|
/Destination (または /De、解説を参照) | はい | 作成するバインド ファイルの完全パス (ファイル名を含む)。 同じパスの既存のバインド ファイルは上書きされます。 パスにスペースが含まれている場合は、二重引用符 (") で囲む必要があります。 |
/GroupLevel (または /Gr、解説を参照) | いいえ | 指定した場合、現在のグループのすべてのバインドがエクスポートされます。 指定できるパラメーターは、GroupLevel、ApplicationName、AssemblyName の 3 つのうち 1 つだけです。 |
/ApplicationName (または /Ap、解説を参照) | いいえ | バインドのエクスポート元のアプリケーション名。 アプリケーションが存在していることが必要です。 名前にスペースが含まれている場合は、二重引用符 (") で囲む必要があります。 アプリケーション名を確認するには、「 ListApps コマンド」の説明に従って ListApps コマンドを使用します。 このパラメーターを指定しなかった場合、既定の BizTalk アプリケーションが使用されます。 指定できるパラメーターは、GroupLevel、ApplicationName、AssemblyName の 3 つのうち 1 つだけです。 |
/AssemblyName (または /As、解説を参照) | いいえ | バインドのエクスポート元となるアセンブリのローカル一意識別子 (LUID)。 ListApp コマンドを使用して、アプリケーション内の成果物の LUID の一覧を表示できます。 指定できるパラメーターは、GroupLevel、ApplicationName、AssemblyName の 3 つのうち 1 つだけです。 |
/GlobalParties (または /Gl、解説を参照) | いいえ | 指定した場合、グループのグローバル パーティ情報がエクスポートされます。 |
/Server (または /S、解説を参照) | いいえ | BizTalk 管理データベースをホストする SQL Server インスタンスの名前。ServerName\InstanceName,Port の形式で指定します。 インスタンス名の指定は、そのインスタンス名がサーバー名と異なる場合にのみ必要です。 ポートの指定は、SQL Server で使用するポート番号が既定値 (1433) と異なる場合にのみ必要です。 例 : Server=MyServer Server=MyServer\MySQLServer,1533 指定しなかった場合、ローカル コンピューターで実行されている SQL Server インスタンスの名前が使用されます。 |
/Database (または /Da、解説を参照) | いいえ | BizTalk 管理データベースの名前。 指定しなかった場合、SQL Server のローカル インスタンスで実行されている BizTalk 管理データベースが使用されます。 |
サンプル
BTSTask ExportBindings /Destination:"C:\Binding Files\MyBindings.xml" /GroupLevel /Server:MyDatabaseServer /Database:BizTalkMgmtDb
注釈
パラメーターの大文字と小文字は区別されません。 パラメーター名は、すべて入力する必要はありません。最初の数文字 (一意に特定できるだけの文字数) を入力するだけで構いません。