TimeWindow プロパティと TimeSlice プロパティの定義
管理者は、BAMConfiguration.xml ファイルの TimeWindow プロパティと TimeSlice プロパティを使用して、BAM プライマリ インポート データベースのリアルタイム集計のテーブルに格納されるデータの有効期間を定義することができます。
Note
BAM 構成ファイルに加えた変更を反映するには、管理者が、現在展開している BAM 構成の展開を解除し、更新した BAMConfiguration.xml を展開する必要があります。
BAM 定義の展開解除の詳細については、「BAM 定義 を削除する方法」を参照してください。 BAM 定義の展開の詳細については、「BAM 定義 を展開する方法」を参照してください。
BAM インフラストラクチャの展開を解除せずに TimeWindow プロパティと TimeSlice プロパティの値を変更する必要がある場合は、BAM プライマリ インポート データベースの BAM_Metadata_Activities テーブルの列を編集することができます。
TimeSlice
TimeSlice プロパティは、完了した BAM インスタンス データのグループ化に使用します。 このプロパティでは、データが BAM プライマリ インポート データベースに書き込まれた時刻を BAM インスタンス データのグループ化に使用しています。
たとえば、インスタンス A が 2000 年 1 月 1 日午前 1:02 に完了して、BAM プライマリ インポート データ ベースに格納され、インスタンス B が 2000 年 1 月 1 日午前 1:04 に完了して BAM プライマリ インポート データベースに格納されるとします。TimeSlice プロパティの値を 5 分に設定した場合、インスタンス A とインスタンス B は同じグループにグループ化されます。
BAM 構成ファイルで TimeSlice プロパティの値を変更するには
BAM 構成ファイルで、次の行の値を変更します。
<Property Name="RTATimeSlice">5</Property>
BAM_Metadata_Activities テーブルの TimeSlice 値を変更するには
BAMPrimaryImport データベースの bam_Metadata_Activities テーブルにある RTATimeSlice プロパティの値を変更します。 1 つ以上のアクティビティを対象としたリアルタイム集計 (TRA) を複数展開している場合は、RTA ごとに別の時間帯を指定できます。
Note
RTAWindow の値は整数値で指定する必要があり、時間の単位は常に分になります。
TimeWindow
CubeUpdate DTS パッケージを実行すると、データが BAM プライマリ インポート データベースから BAM キューブに移動されます。 パッケージは、グループ内のすべてのデータが RTAWindow プロパティで指定した期間を経過したときに、リアルタイム集計のデータを、グループ化された BAM データ インスタンスとして移動します。
BAM 構成ファイルで TimeWindow プロパティの値を変更するには
BAM 構成ファイルで、次の行の値を変更します。
<Property Name="RTAWindow">60</Property>
BAM_Metadata_Activities テーブルで TimeWindow プロパティの値を変更するには
BAMPrimaryImport データベースの bam_Metadata_Activities テーブルにある RTAWindow プロパティの値を変更します。 1 つ以上のアクティビティを対象としたリアルタイム集計 (TRA) を複数展開している場合は、RTA ごとに別の時間帯を指定できます。
Note
RTAWindow の値は整数値で指定する必要があり、時間の単位は常に分になります。