カスタム パーティの解決 (BizTalk Server サンプル)
カスタム パーティの解決サンプルでは、カスタム パイプライン コンポーネントを作成し、カスタム パーティを解決する方法を示します。
このサンプルの処理
カスタム パーティの解決サンプルでは、次の一連の手順を使用してタスクを実行します。
XML ドキュメントがフォルダから取得されます。
パイプラインによりパーティが解決されます。
XML メッセージがフォルダに書き込まれます。
このサンプルの場所
<Samples Path>\Pipelines\CustomPartyResolution\
次の表は、このサンプルのファイルとその目的を示しています。
ファイル | 説明 |
---|---|
AssemblyInfo.cs | C# ソース ファイルのアセンブリ情報です。 |
Cleanup.bat | クリーンアップ バッチ ファイルです。 |
CustomPartyResolution.sln | ソリューション ファイルです。 |
CustomPartyResolutionBinding.xml | バインド ファイルです。 |
CustomPartyResolutionPipeline.btp | パイプライン ファイルです。 |
CustomPartyResolutionPipeline.btproj | パイプライン プロジェクト ファイルです。 |
CustomPartyResolutionPipelineComponent.cs | パイプライン コンポーネント C# ソース コードです。 |
CustomPartyResolutionPipelineComponent.csproj | パイプライン コンポーネント Visual Studio プロジェクト ファイルです。 |
InboundDocumentSchema.xsd | 受信ドキュメント スキーマです。 |
PartyResolutionStream.cs | パーティの解決ストリーム C# ソース コードです。 |
RoutingPropertySchema.xsd | ルーティング プロパティ スキーマ ファイルです。 |
SampleInboundDocumentSchema.xml | 受信ドキュメント スキーマ ファイルです。 |
SampleInboundDocumentSchema_Party1.xml | サンプル データ インスタンスです。 |
SampleInboundDocumentSchema_Party2.xml | サンプル データ インスタンスです。 |
Setup.bat | サンプル パイプライン コンポーネント バッチ ファイルをビルドおよび設定します。 |
このサンプルのビルドと初期化
カスタム パーティの解決サンプルをビルドおよび初期化するには
コマンド ウィンドウで、ディレクトリ (cd) を次のフォルダーに変更します。
<Samples Path>\Pipelines\CustomPartyResolution\
ファイル Setup.bat を実行します。処理内容は次のとおりです。
サンプルで使用される入力ディレクトリと出力ディレクトリを作成します。
新しいキー ファイルを生成します。
カスタム パーティの解決パイプライン コンポーネントをビルドおよび展開します。
ビルドされたパイプライン コンポーネントをインストール パス>\パイプライン コンポーネント ディレクトリに<コピーします。
送信ポートおよび受信ポートを作成します。
Note
このサンプルを実行する前に、ビルド処理および初期化処理でエラーが報告されていないことを確認してください。
このサンプルの実行
カスタム パーティの解決サンプルを実行するには
ファイル SampleInboundDocumentSchema_Party1.xml または SampleInboundDocumentSchema_Party2.xml を \In フォルダにコピーします。
結果は、ファイル名 guid.xml を含む \Out フォルダーに表示されます。