BAM API を使用する際の考慮事項
DirectEventStream、BufferedEventStream、MessagingEventStream、OrchestrationEventStream などの "Microsoft.BizTalk.Bam.EventObservation.EventStream" オブジェクトを使用する場合、BAM はマイルストーンをキャプチャして、協定世界時 (UTC) 形式で自動的に記録されるようにします (これはグリニッジ標準時とも呼ばれます)。 API を使用して BAM に日時を送信する場合、日時は UTC 形式に変換されず、送信どおりの形式で受信されます。 BAM ソリューションを開発する場合は、次の注意事項を考慮する必要があります。
BizTalk Server で追跡されるデータは UTC 形式で受信されます。 このデータは、イベント ストリームから取得した他のデータと一貫性がない場合があります。
イベント ストリーム API を使用して、日時の追跡データをローカル時刻形式で指定すると、BAM データのすべての時刻は UTC 形式であることが求められるため、BAM ポータルのデータが正しくなくなります。
現在アップグレード中の既存のアプリケーションがローカル時刻を使用しているときに、BAM ポータルを使用することを計画する場合、データを変更して UTC 形式に準拠させる必要があります。 同様に、カスタム アプリケーションも変更して、UTC 形式に変換する必要があります。