EDI および AS2 状態レポートの構成
EDI または AS2 状態レポートを有効にした後、BizTalk Server管理コンソールの [グループの概要] ページの [グループ ハブ] タブの [EDI 状態レポート] または [EDIINT 状態レポート] セクションから目的の状態レポートを表示します。 状態レポートを表示するときに、データの既定のセットが表示されます。 状態レポートの次の要素を構成できます。
たとえば、日付の範囲、データの方向 (受信または送信)、状態の値 (受理、拒否、すべてなど) などの、状態レポートの対象となるデータの範囲を決定するために実行されるクエリ式。
レポートのデータ列に基づいて決定される、状態レポート ペインに表示されるデータの種類。
Note
状態レポートが有効になっている場合、常にすべての状態がストレージに保存されます。 クエリ式または状態列をカスタマイズすることで、表示する保存データを定義します。
5 つの異なる EDI および AS2 状態レポートを使用できます ( 「EDI および AS2 状態レポートの種類」を参照)。 レポートのデータが異なっていても、レポートを構成する方法は同じです。
前提条件
BizTalk Server Administrators グループのメンバーとしてログオンする必要があります。
状態レポートのクエリ式を構成する
BizTalk Server管理コンソールで、[BizTalk グループ] ノードをクリックして、[グループの概要] ウィンドウを表示します。
[グループの概要] ウィンドウの [グループ ハブ] タブの下部で、構成する状態レポート (EDI インターチェンジや相関 ACK 状態など) をクリックします。
状態レポート ウィンドウの [ クエリ式] 領域で、クエリに対して定義するすべてのフィルター条件が存在することを確認します。 そうでない場合は、クエリ式の下部にある [フィールド名] 列の空の行の下矢印をクリックし、クエリ式に追加するフィルター条件を選択します。 フィルター条件行を削除するには、行を選択し、キーボードの [削除 ] ボタンをクリックします。
フィルタ式の値が適切かどうか確認します。 そうでない場合は、[ 演算子 ] 列の下矢印をクリックしてクエリ操作を選択し、[ 値 ] 列に適切な値を入力します。
Note
クエリ式のフィルター条件に使用できる演算子と値については、「UI ガイダンスと開発者 API 名前空間リファレンス」の「EDI および AS2 状態レポートの種類」および「EDI-AS2 状態レポート UI」で説明されています。
クエリを実行し、フィルター条件に従って状態レポートを表示するには、[ クエリの実行] をクリックします。
クエリ式を .btq ファイルとして保存するには、[名前を 付けて保存] をクリックし、フォルダーを指定してファイル名を入力し、[ 保存] をクリックします。
保存した .btq ファイルを開くには、[ クエリを開く] をクリックします。
状態レポート ウィンドウに表示されるデータの種類を構成する
状態レポート ウィンドウの状態結果領域を右クリックし、[ 列の追加と削除] をクリックします。
表示される列の一覧に状態カテゴリを追加するには、[ 使用可能な 列] ボックスの一覧で列をクリックし、[ 追加] をクリックします。
表示される列リストからステータス カテゴリを削除するには、[表示列] リストで 列をクリック し、[ 削除] をクリックします。
参照
EDI および AS2 ソリューションの監視
EDI および AS2 状態レポート
EDI および AS2 状態レポートの有効化
EDI または AS2 状態レポートの表示