EDI インターチェンジと確認を送信するための動的送信ポートの構成
EDI 確認またはインターチェンジを送信するには、静的送信ポートまたは動的送信ポートを使用できます。 動的送信ポートは、アグリーメントを解決して、DestinationPartyName コンテキスト プロパティ内の値に基づいて送信先アドレスを特定します。そのため、動的送信ポートを使用すると、複数の送信先のいずれにもインターチェンジを送信できるようになります。
Note
受信した XML メッセージに基づく EDI インターチェンジを送信し、そのアプリケーションを受信するためにパススルー受信パイプラインを使用する場合は、DestinationPartyName コンテキスト プロパティを昇格させる必要があります。 詳細については、「 送信 EDI メッセージのアグリーメント解決とスキーマ決定」を参照してください。
Note
動的送信ポートが確認を送信する場合は、インターチェンジを受信したポートの EDI 逆アセンブラーによって確認の DestinationPartyName プロパティが設定されるため、DestinationPartyName コンテキスト プロパティが既に昇格されています。
一方向の動的送信ポートを作成するには、次の構成を使用します。
場所 | プロパティ | 設定 |
---|---|---|
送信ポートのプロパティ: 全般 | ポートの種類 | 動的一方向 |
送信ポートのプロパティ: 全般 | 送信ハンドラー | BizTalkServerApplication |
送信ポートのプロパティ: 全般 | [送信パイプライン] | EdiSend |
FILE トランスポートのプロパティ: 認証 | ホストにネットワーク共有へのアクセス権がない場合に、これらの資格情報を (ユーザー名およびパスワードと共に) 使用します。 | 認証が必要な場合に設定します。 |
送信ポートのプロパティ: フィルター | プロパティ | BTS.MessageType |
送信ポートのプロパティ: フィルター | 演算子 | == |
送信ポートのプロパティ: フィルター | 値 | インターチェンジの場合: - http://schemas.microsoft.com/Edi/X12/2006#<schema name> または- http://schemas.microsoft.com/Edi/Edifact/2006#<schema name> またはAKS の場合: - http://schemas.microsoft.com/Edi/X12#X12_997_Root または- http://schemas.microsoft.com/Edi/X12#X12_TA1_Root または- http://schemas.microsoft.com/Edi/Edifact#Efact_Contrl_Root |
アグリーメント プロパティの設定
送信ポートを作成したら、送信パイプラインを正しく機能させるために必要となるアグリーメント プロパティを設定する必要があります。 これらのプロパティは、[ 契約のプロパティ ] ダイアログ ボックスのさまざまなページで設定されます。