BizTalk Adapter for SQL Server の概要
Microsoft BizTalk Adapter for SQL Serverは、SQL Server データベースを WCF サービスとして公開します。 アダプター クライアントは、SOAP メッセージをアダプターと交換することで、SQL Server データベースに対して操作を実行できます。 アダプターは SOAP メッセージを使用し、操作を実行するための適切な ADO.NET 呼び出しを行います。 アダプターは、SQL SERVER データベースからの応答を SOAP メッセージの形式でクライアントに返します。
SQL アダプターは、SQL Server データベース (テーブル、ビュー、プロシージャなど) 内の成果物のメタデータを表示します。 このメタデータは、SOAP メッセージの構造を Web サービス記述言語 (WSDL) の形式で記述します。 SQL アダプターは、アダプター サービス参照の追加 Visual Studio プラグイン、アダプター メタデータの追加ウィザード、およびアダプター サービス BizTalk プロジェクト アドインを使用して、アダプター クライアントが操作のメタデータを取得できるようにします。 アダプターでは、プログラミング ソリューションで使用できるプログラミング成果物も生成されます。 アダプター サービスリファレンス Visual Studio プラグイン、アダプター メタデータの追加ウィザード、およびアダプター サービス BizTalk プロジェクト アドインの使用の詳細については、「SQL アダプターを使用して Visual Studio で SQL Serverに接続する」を参照してください。
SQL アダプターは、ADO.NET を使用して、SQL Server データベースと通信します。 SQL アダプターを使用すると、次の方法でSQL Server データベースと通信できます。
BizTalk アプリケーションを開発する。 詳細については、「 BizTalk アプリケーションの開発」を参照してください。
Windows Communication Foundation (WCF) サービス モデルを使用する。 詳細については、「 WCF サービス モデルを使用してアプリケーションを開発する」を参照してください。
WCF チャネル モデルを使用する。 詳細については、「 WCF チャネル モデルを使用してアプリケーションを開発する」を参照してください。