Siebel アダプターの SiebelClientFactory クラス
ADO.NET クライアントは、汎用の ADO.NET クラスとインターフェイスを使用して Data Provider for Siebel にアクセスします。 この機能を有効にするために、Data Provider for Siebel は System.Data.Common.DbProviderFactory クラスを 継承します。 クライアント プログラムは、次のようにクライアントを使用します。
DbProviderFactory factory = DbProviderFactories.GetFactory("Microsoft.Data.SiebelClient");
DbConnection connection = factory.CreateConnection();
別の方法は次のとおりです。
SiebelClientFactory factory = SiebelClientFactory.Instance;
DbConnection connection = factory.CreateConnection();
SiebelClientFactory は、名前空間 Microsoft.Data.SiebelClient に存在します。
サポートされているメンバー
SiebelClientFactory はSystem.Data.CommonDbProviderFactory を拡張します。 次の表に、 SiebelClientFactory によってオーバーライドされるメンバーの説明を示します。
| 名前 | 説明 |
|---|---|
| インスタンス | これはメンバー変数です。 SiebelClientFactory のシングルトン インスタンスを提供します。 |
| CreateCommand() | SiebelCommand のインスタンスを作成します。 |
| CreateConnection() | SiebelConnection のインスタンスを作成します。 |
| CreateConnectionStringBuilder() | SiebelConnectionStringBuilder のインスタンスを作成します。 |
| CreateParameter() | SiebelParameter のインスタンスを作成します。 |