WCF サービス モデルを使用して Siebel アダプターを使用してビジネス サービス メソッドを呼び出す
Siebel ビジネス サービスのメソッドを対象とする WCF クライアントを作成できます。 その後、WCF クライアントを使用して、Siebel システムでこれらのメソッドを呼び出すことができます。 Siebel ビジネス サービスは、[アダプター サービス参照の追加] Visual Studio プラグインの [ビジネス サービス] ノードの下に表示されます。 各ビジネス サービスによって公開されるメソッドは、そのサービスに対応するノードの下に表示されます。 「 Siebel アダプターを使用した WCF サービス モデルの概要」の 手順に従って、ビジネス サービス用の WCF クライアントを生成し、それを使用してサービスのメソッドを呼び出すことができます。
次のコードでは、WCF クライアントを使用して TimeStamp ビジネス サービスの Execute メソッドを呼び出します。 Siebel サーバーの現地時刻に返されるタイム スタンプは、コンソールに書き込まれます。 この例の WCF クライアントは、アダプター サービス参照プラグインの追加によって生成された構成ファイルから初期化されます。 生成された構成ファイルの例については、「 Siebel システム用に WCF クライアントを構成する」を参照してください。
using System;
using System.Collections.Generic;
using System.Text;
using System.ServiceModel;
using microsoft.lobservices.siebel._2007._03.BusinessServices.TimeStamp;
namespace Business_Service
{
class Program
{
static void Main(string[] args)
{
BusinessServices_TimeStamp_OperationClient client = null;
try
{
client =
new BusinessServices_TimeStamp_OperationClient("SiebelBinding_BusinessServices_TimeStamp_Operation");
client.ClientCredentials.UserName.UserName = "YourUserName";
client.ClientCredentials.UserName.Password = "YourPassword";
client.Open();
ExecuteResponseRecord er = client.Execute();
Console.WriteLine(er.Time);
Console.WriteLine("\nHit <RETURN> to finish");
Console.ReadLine();
}
catch (Exception e)
{
Console.WriteLine(e.Message);
}
finally
{
// Close the client.
if (client != null)
{
if (client.State == CommunicationState.Opened)
client.Close();
else
client.Abort();
}
}
}
}
}