Siebel アダプターへの物理ポート バインドを手動で構成する
このセクションでは、BizTalk Server管理コンソールを使用して、Microsoft BizTalk Adapter for Siebel eBusiness Applications を WCF カスタム バインドとして構成する方法について説明します。 アダプターを展開すると、BizTalk Server管理コンソールを使用して、Siebel システムからメッセージを送受信できるようになります。 アダプターを展開する手順は、BizTalk Serverアダプターと Siebel アダプター間の通信の方向によって異なります。 送信ポートまたは Send-Receive ポートを構成することもできます。 選択項目は次のとおりです。
ポートの方向 | 通信方式 | 選択するコミュニケーションの方向 |
---|---|---|
Send | 一方向 | 常にこのポートでメッセージを送信します。 |
送信 - 受信 | 要求 – 応答 | 要求を送信し、応答を受信します。 |
詳細については、「 送信ポートの作成と構成」を参照してください。
Note
受信ポートはサポートされていません。これは、Siebel アダプターが Siebel システムからの受信操作を有効にしないためです。
Note
また、メタデータ生成の一環としてアダプター サービス アドインを使用して作成されたバインド構成ファイルをインポートして、WCF-Custom 送信ポートを構成することもできます。 このバインド ファイルを使用してポートを構成する手順については、「 Siebel へのポート バインド ファイルを使用して物理ポート バインドを構成する」を参照してください。