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Siebel アダプターの DbDataReader クラス

Siebel のデータ プロバイダーでは、 DbDataReader XML データ リーダーを活用できます。 これにより、Siebel データ ソースのコンシューマーは、順方向専用の行ストリームを読み取る機能が提供されます。

サポートされているプロパティ

Data Provider for Siebel では、次 DbDataReader のプロパティがサポートされています。

名前 Get/Set 説明
HasRows 取得 このプロパティはサポートされていないため、アクセスすると例外がスローされます。
IsClosed 取得 DbDataReader が閉じているかどうかを示す値を取得します。
RecordsAffected 取得 DbDataReader に 1 行以上の行が格納されているかどうかを示す値を取得します。
Item(Int32) 取得 指定した列の値を Object のインスタンスとして取得します。 このインデクサーを呼び出すときは、目的の列の序数を使用します。
Item(String) 取得 指定した列の値を Object のインスタンスとして取得します。 このインデクサーを呼び出すときは、目的の列の名前を使用します。

サポートされているメソッド

Data Provider for Siebel では、次 DbDataReader のメソッドがサポートされています。

名前 説明
GetSchemaTable DataTable の列メタデータを記述する DbDataReader を返します。 Data Provider for Siebel でサポートされているスキーマ列の属性は次のとおりです。

-Columnname
- ColumnOrdinal
- .NET DataType
-長さ
- 有効桁数 (使用可能な場合)
- スケーリング (使用可能な場合)
- AllowDBNull
-Localname
- Extended LocalName
-名前 空間
GetString 指定された列の値を String のインスタンスとして取得します。
GetValue 指定された列の値を String のインスタンスとして取得します。
isDbNull 存在しない値や欠落値が列に含まれているかどうかを示す値を取得します。
NextResult Siebel データ プロバイダーは常に 1 つの結果セットを返します。したがって、この呼び出しは 、false を返す前に現在の結果セットを完全に使い果たします。
読み取り 結果セット内の次のレコードにリーダーを進めます。 成功した場合は true を返し、リーダーにレコードが残っていない場合は false を 返します。
閉じる DbDataReader オブジェクトを閉じます。 注意: オブジェクトの使用が DbDataReader 完了したら、Siebel COM ライブラリ オブジェクトを解放するために、オブジェクトを閉じる必要があります。 そうしないと、クライアント アプリケーションのメモリとハンドルの使用量が増えます。

参照

Siebel アダプター ADO.NET インターフェイスを拡張する