SAP アダプターの主要な機能
このセクションでは、microsoft BizTalk Adapter for mySAP Business Suite の新機能と非推奨の機能の一覧を示します。
Note
このトピックは、以前のバージョンの Microsoft BizTalk Adapter for mySAP Business Suite ヘルプで使用されています。
SAP アダプターの機能
SAP アダプターの以前のリリースで導入された機能を次に示します。
Technology-Related 機能
| 機能 | コメント |
|---|---|
| data Provider for SAP with SQL Server Reporting Services (SSRS) の使用。 | クライアント プログラムは、DATA Provider for SAP を使用して、SAP バックエンドから SSRS プロジェクトにデータをインポートし、データからレポートを生成できるようになりました。 SSRS で SAP 用データ プロバイダーを使用する方法の詳細については、「SSRS で SAP 用データ プロバイダーを使用する」を参照してください。 SSRS の詳細については、「 Reporting Services (SSRS)」を参照してください。 |
| SAP システムで定義されているクエリの呼び出しのサポート | Data Provider for SAP は、SAP システムで定義されたクエリを実行するために使用できる EXECQUERY 操作を公開します。 EXECQUERY 機能の使用方法の詳細については、「SAP クエリの実行のサポート」を参照してください。 |
](./execquery-command-options-in-sap.md).|
|Microsoft Office SharePoint Server (MOSS) での SAP アダプターの使用のサポート|アダプターを使用して、SAP システムから MOSS ポータルにデータを提示できます。 詳細については、「 SharePoint で SAP アダプターを使用する」を参照してください。
Metadata-Related 機能
| 機能 | コメント |
|---|---|
| DataTypesBehavior バインド プロパティ | BizTalk アダプター パックに付属する SAP アダプターには、複雑なバインド プロパティ DataTypesBehavior が用意されています。これにより、アダプター クライアントは、SAP システムで特別な値が検出された場合のアダプターの動作を制御できます。 このバインド プロパティの詳細については、「 BizTalk Adapter for mySAP Business Suite Binding Properties」を参照してください。 |
Operations-Related 機能
| 機能 | コメント |
|---|---|
| RFC で必要な外部プログラムの呼び出しのサポート | SAP アダプターにはバインド プロパティ RfcAllowStartProgram が用意されています。このプロパティを設定すると、RFC クライアント ライブラリが特定の RFC で必要な外部プログラム (存在する場合) を呼び出せるように設定できます。 このバインディング プロパティの詳細については、「 BizTalk Adapter for mySAP Business Suite Binding Properties」を参照してください。 |
| 1 回の呼び出しで複数の IDOC を送信するためのサポート | SAP アダプターは、1 回のアダプター呼び出しで同じ種類の複数の IDOC の送信をサポートするようになりました。 |
その他の機能
| 機能 | コメント |
|---|---|
| BizTalk Serverでアダプターを使用する新しい方法 | SAP アダプターは、WCF-Custom ポートまたは WCF-SAP ポートとして BizTalk で使用できます。 WCF-Custom ポートを介して SAP アダプターを使用する場合は、WCF-Custom ポートが既定で BizTalk Server 管理コンソールに追加されるため、BizTalk Server管理コンソールに WCF-Custom ポートを追加する必要はありません。 ただし、WCF-SAP ポートを介して SAP アダプターを使用する場合は、最初に WCF-SAP アダプターを BizTalk Server 管理コンソールに追加する必要があります。 詳細については、「管理コンソールに SAP アダプターを追加BizTalk Server」を参照してください。 |
SAP アダプターの非推奨の機能
次のセクションでは、以前のバージョンのアダプターでサポートされていたが、SAP アダプターの現在のバージョンではサポートされていない機能の一覧を示します。
EnableBusinessObjects バインド プロパティは非推奨になりました
このバインディング プロパティは、BizTalk アダプター パックに付属する SAP アダプターでは非推奨とされました。 このバインド プロパティを使用して、アダプター サービス参照 Visual Studio プラグインの追加またはアダプター サービス BizTalk プロジェクト アドインの使用中に、メタデータの生成中に BAPI ノードが表示されるかどうかを判断しました。