SAP アダプターを使用して BizTalk アプリケーションを開発する
BizTalk アプリケーションの開発には、Visual Studio で BizTalk プロジェクトを作成し、アダプター サービス BizTalk プロジェクト アドインまたはアダプター メタデータの追加ウィザードを使用して XML スキーマを生成する必要があります。 スキーマを生成したら、コンテンツ ベースルーティング (CBR) を使用するか、BizTalk オーケストレーションを作成して、生成されたスキーマに準拠するメッセージを送受信できます。
CBR は、SAP システムに送信されるメッセージに集中的な処理が必要ないシナリオで使用できます。 たとえば、受信ポートが特定の種類のメッセージのみを受信することがわかっている場合は、送信ポートにフィルターを追加して、フィルター式に一致するメッセージを送信ポートにルーティングできます。
BizTalk オーケストレーションでは、WCF-Custom アダプターとの間でメッセージを送受信する送受信ポートを作成し、BizTalk Serverにメッセージを送信します。 このセクションでは、BizTalk オーケストレーションを使用して、SAP アダプターを使用して SAP システムで操作を実行する方法について説明します。 次に、SAP アダプターは、WCF バインディングと対話できる WCF-Custom アダプター アダプターを使用します。
重要
Microsoft BizTalk Serverで SAP アダプターを使用するには、常に EnableBizTalkCompatibilityMode バインド プロパティを True に設定する必要があります。 バインド プロパティを設定する方法については、「 SAP アダプターのバインド プロパティを構成する」を参照してください。