Oracle E-Business Suite を使用して動的ポートを構成する
BizTalk Serverでは、WCF-Custom アダプターの動的ポートを構成できます。 Oracle E-Business アダプターは WCF ベースのアダプターであるため、メッセージ コンテキスト プロパティを使用して Oracle E-Business アダプターのポートを動的に構成できます。
Oracle E-Business アダプターの場合、URI、アクション、およびバインドは、受信メッセージのプロパティから決定し、次の例に示すように 式 図形で指定できます。
Request2=Request1;
Request2(WCF.Action)="InterfaceTables/Insert/OFA/FA/FA_BOOKS";
Request2(WCF.BindingType)="oracleEBSBinding";
Request2(WCF.UserName)="myuser";
Request2(WCF.Password)="mypass";
SendPort(Microsoft.XLANGs.BaseTypes.Address)="oracleebs://ebs_instance";
SendPort(Microsoft.XLANGs.BaseTypes.TransportType)="WCF-Custom";
Note
BizTalk Server管理コンソールで WCF-OracleEBS アダプターを使用している場合は、 としてトランスポートの種類SendPort(Microsoft.XLANGs.BaseTypes.TransportType)="OracleEBSAdapter"
を指定することもできます。ここで、OracleEBSAdapter は、BizTalk Server管理コンソールで WCF-OracleEBS アダプターを追加した名前です。
前の例では、
Request1 メッセージから Request2 メッセージが作成されています。 どちらのメッセージも操作スキーマにマップされます。これは、アダプター サービスアドインを使用して生成されます。
SendPort は、BizTalk オーケストレーションの論理送信ポートの名前です。
式図形は、BizTalk オーケストレーションの一部です。 オーケストレーションを展開すると、WCF-Custom 送信ポートも作成されます。
動的ポートの構成の詳細については、「 WCF アダプターコンテキスト プロパティを使用した動的送信ポートの構成」を参照してください。