Oracle データベース アダプターへの物理ポート バインドを手動で構成する
このセクションでは、BizTalk Server管理コンソールを使用して、Microsoft BizTalk Adapter for Oracle Database を WCF-Custom バインディングまたは WCF-OracleDB バインディングとして構成する方法について説明します。 アダプターをデプロイすると、BizTalk Server管理コンソールを使用して、Oracle データベースからメッセージを送受信できるようになります。 アダプターを展開する手順は、次によって異なります。
BizTalk Serverと Oracle Database アダプター間の通信の方向。 送信ポート、受信ポート、送受信ポート、または受信送信ポートを構成できます。 選択肢の概要を次の表に示します。
ポートの方向 通信方式 選択する通信の方向 Send 一方向 常にこのポートでメッセージを送信します。 受信 一方向 常にこのポートでメッセージを受信します。 送受信 要求 – 応答 要求を送信し、応答を受信します。 Receive-send 送信請求 - 応答送信アダプター 要求の受信と応答の送信を行います。 詳細については、「 送信ポートの作成」または「 受信ポートの作成」を参照してください。
アダプターが Oracle データベースにメッセージを送信するか、Oracle データベースからメッセージを受信するか。 メッセージを送受信するかどうかに応じて、それぞれ送受信ポートを作成します。
Note
メタデータ生成の一部としてアダプター サービス アドインを使用して作成されたバインド構成ファイルをインポートして、送受信ポートを構成することもできます。 このバインド ファイルを使用してポートを構成する手順については、「 Oracle Database へのポート バインド ファイルを使用して物理ポート バインドを構成する」を参照してください。