A4SWIFT 受信場所の作成
次の図に示すように、A4SWIFTによって SWIFT ネットワークからのメッセージ受信を有効にするには、A4SWIFT受信場所を作成する必要があります。 受信場所は、受信ファイル フォルダーからフラット ファイル メッセージを受信します。
まとめ
一方向の受信ポートを作成してバインドし、次のプロパティとコンポーネントを使用して受信場所を作成して有効にします。
プロパティ/コンポーネント | 設定 |
---|---|
受信ポート | 一方向ポート |
トランスポートの種類 | ファイル |
アドレス URI | メッセージを受信するフォルダーの名前 |
ファイル マスク | *.<extension>( <extension> は受信フラット ファイル メッセージの拡張子) |
[受信ハンドラー] | BizTalkServerApplication |
受信パイプライン。 | 作成したA4SWIFT受信パイプライン |
受信ポートと場所を追加するには
管理コンソールBizTalk Server起動します。
Note
BizTalk Server管理コンソールは、Visual Studio 内から [ツール] メニューの [BizTalk Server管理] をクリックして開くこともできます。
管理コンソールで、[BizTalk Server管理]、[BizTalk グループ]、[アプリケーション] の順に展開し、[BizTalk アプリケーション 1] を展開します。
[ 受信ポート] を右クリックし、[ 新規] をポイントして、[ 一方向の受信ポート] をクリックします。
[受信ポートのプロパティ] ダイアログ ボックスの [名前 ] ボックスに、受信ポートの名前を入力します。
[ 適用 ] をクリックしてポートをバインドし、[OK] をクリック します。
[ 受信場所] を右クリックし、[ 新規] をポイントして、[ 一方向の受信場所] をクリックします。
[受信ポートの選択] ダイアログ ボックスで、先ほど作成した受信ポートをクリックし、[OK] をクリック します。
[受信場所のプロパティ] ダイアログ ボックスの [名前 ] ボックスに、受信場所の名前を入力します。
[ トランスポート ] セクションの [ 種類 ] テキスト ボックスで、ドロップダウン リストをクリックし、[ファイル] を選択 します。
[種類] ドロップダウン リストの右側にある [ 構成 ] ボタンをクリックします。
[ファイル トランスポートのプロパティ] ダイアログ ボックスで、[参照] をクリック します。 メッセージを受信するフォルダーに移動します。 [OK] をクリックします。
注意
このフォルダーが存在しない場合は、[ 新しいフォルダー の作成] コマンドを使用して作成できます。
[ファイル トランスポートのプロパティ] ダイアログ ボックスの [ ファイル マスク ] ボックスに「*」と入力します 。<extension>。ここで <、extension> は、受信フラット ファイル メッセージの拡張子 (.txtなど) です。 [OK] をクリックします。
[受信場所のプロパティ] ダイアログ ボックスで、 BizTalkServerApplication が [受信ハンドラー ] ボックスに入力されていることを確認します。
[ 受信パイプライン ] ボックスで、ドロップダウン リストからカスタム受信パイプラインを選択します。
[適用] をクリックし、[OK] をクリックします。
BizTalk Server管理コンソールで、[受信場所] をクリックし、先ほど作成した受信場所を右クリックし、[有効にする] をクリックします。
Note
受信場所を有効にすると、BizTalk によってファイル フォルダーがアクティブにポーリングされます。