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手順 7: ポートの作成と構成

ここでは、ビジネス プロセスとの通信に使用するポートを作成し、構成します。 各ポートには、種類、方向、およびバインドのプロパティを設定します。 これらのプロパティにより、通信の方向と通信方式、メッセージの送信先と受信元、および通信の実行方法が決定されます。

論理送信ポートを作成するには

  1. Visual Studio で、[ツールボックス] から [ ポート ] 図形をオーケストレーション デザイン 画面にドラッグし、[ ポートサーフェイス ] にドロップして ポート構成ウィザードを開きます。

  2. [ ポート構成ウィザード ] ページで、[ 次へ] をクリックします。

  3. [ ポートのプロパティ ] ページの [ 名前 ] ボックスに 「ContosoSQLReqResponsePort」と入力し、[ 次へ] をクリックします。

  4. [ ポートの種類の選択 ] ページの [ ポートの種類名 ] ボックスに「 ContosoSQLReqResponsePortName」と入力します。

  5. [ Communication Pattern]\(通信パターン\) で、[ Request-Response]\(要求-応答\) を選択します。

  6. [ アクセス制限] で、[ 内部 - このプロジェクトに限定] を選択し、[ 次へ] をクリックします。

  7. [ ポート バインド ] ページで、[ 要求を送信して応答を受信します] を選択し、[ ポート バインド ] オプションを [ 後で指定] に設定したままにして、[ 次へ] をクリックします。

  8. [ 完了] を クリックしてポートを作成します。

オーケストレーション ポートに関するさまざまな種類を変更するには

  1. オーケストレーション ビューで[ 種類]、[ ポートの種類]、[ ContosoSQLReqResponsePortName] の順に展開 し、[Operation_1] を展開して、[要求] を選択 します

  2. プロパティ ウィンドウで、[メッセージの種類] プロパティを選択し、[スキーマ] を展開し、[参照先アセンブリ>から選択] をクリックします<

  3. [成果物の種類の選択] ダイアログ ボックスで、[ ContosoPriceAndAvailability] をクリックします。

  4. 右側のウィンドウで rootPriceRequest を選択し、[OK] をクリック します

  5. [オーケストレーション ビュー] の [Operation_1] で、ContosoSQLReqResponsePortName ポートの種類として [応答] を選択します。

  6. プロパティ ウィンドウで、[メッセージの種類] プロパティを選択し、[スキーマ] を展開し、[参照先アセンブリ>から選択] をクリックします<。

  7. [ 成果物の種類の選択 ] ダイアログ ボックスで、[ ContosoPriceAndAvailability] をクリックします。

  8. 右側のウィンドウで、 rootPriceResponse を選択し、[OK] をクリック します

受信側の図形にポートを接続するには

  1. オーケストレーションデザイン画面で、 Send_1 図形を選択します。

  2. プロパティ ウィンドウで、Message プロパティを選択し、ドロップダウン リストから [Contoso3A2RequestMessage] を選択します。

  3. ContosoSQLReqResponsePort を接続するには、[要求] ラベルの横にある緑色のハンドルを選択し、Send_1図形の緑色のハンドルにドラッグします。

  4. オーケストレーションデザイン画面で、 Receive_1 図形を選択します。

  5. プロパティ ウィンドウで、Message プロパティを選択し、ドロップダウン リストから [Contoso3A2ResponseMessage] を選択します。

  6. ContosoSQLReqResponsePort を接続するには、[応答] ラベルの横にある緑色のハンドルを選択し、それをReceive_1図形の緑色のハンドルにドラッグします。

  7. [ ファイル ] メニューの [ すべて保存] をクリックします。

参照

手順 8: Contoso オーケストレーションのビルドと展開