手順 2: Contoso 用のボキャブラリの定義と公開
このシナリオでは、緊急時でもインベントリが確実に利用できる状態にするビジネス ポリシーを Contoso で実装します。 ビジネス ポリシーは、BizTalk Serverのビジネス ルール作成ツールを使用して作成します。 ここでは、ビジネス ポリシーを定義する際に使用するボキャブラリを作成します。
新しいボキャブラリを追加するには
[スタート] ボタンをクリックし、[すべてのプログラム] をポイントし、[MicrosoftBizTalk Server] をポイントして、[ビジネス ルール作成ツール] をクリックします。
[ルール ストアを開く] ダイアログ ボックスで、[ OK] をクリックします。
[ファクト エクスプローラー] ウィンドウの [ボキャブラリ] タブで、[ボキャブラリ] を右クリックし、[新しいボキャブラリの追加] をクリックします。
ボキャブラリ に 3A2PriceAvailabilityVocabulary という名前を付け、 Enter キーを押します。
ボキャブラリの定数値を定義するには
ビジネス ルール作成ツールで、[ 3A2PriceAvailabilityVocabulary] をクリックし、[ バージョン 1.0(保存されていません)] を右クリックし、[ 新しい定義の追加] をクリックします。
[ ボキャブラリ定義ウィザード ] ページで、[ 定数値]、[値の範囲]、または [値のセット] を選択し、[ 次へ] をクリックします。
[ 定数値]、[値の範囲]、または [値のセット ] ページの [ 定義名 ] ボックスに「 緊急数量が必要」と入力し、[ 次へ] をクリックします。
[ 定数値の定義 ] ページの [ 値 ] ボックスに 「800」と入力し、[ 完了] をクリックします。
XML ドキュメントの "取得" 要素を定義するには
ビジネス ルール作成ツールの [ファクト エクスプローラー] ウィンドウで、[3A2PriceAvailabilityVocabulary] の下にある [バージョン 1.0 (保存されていません)] を右クリックし、[新しい定義の追加] をクリックします。
[ VocabularyDefinition ウィザード ] ページで、[ XML ドキュメント要素] または [属性] を選択し、[ 次へ] をクリックします。
[ XML ドキュメント要素] または [属性] ページの [ 定義名 ] ボックスに「 利用可能な数量」と入力します。
[ 参照 ] ([ スキーマ ] フィールドの横) をクリックし、ソリューション フォルダーの ContosoPriceAndAvailability プロジェクトに移動し、 ContosoPriceAndAvailability.xsd スキーマを選択して、[ 開く] をクリックします。
[バインドの選択] ダイアログ ボックスで、 rootPriceResponse を展開し、[ 製品] を展開し、 NumberAvailable 要素を選択して、[OK] をクリック します。
[ XML ドキュメント要素または属性 ] ページの [ ドキュメントの種類 ] ボックスで、値が ContosoPriceAndAvailability.ContosoPriceSchema.rootPriceResponse であることを確認します。
[ 操作の選択 ] セクションで、 "取得" 操作の実行を選択し、[完了] をクリック します。
XML ドキュメントの "設定" 要素を定義するには
ビジネス ルール作成ツールの [ファクト エクスプローラー] ウィンドウで、[3A2PriceAvailabilityVocabulary] の下にある [バージョン 1.0 (保存されていません)] を右クリックし、[新しい定義の追加] をクリックします。
[ VocabularyDefinition ウィザード ] ページで、[ XML ドキュメント要素] または [属性] を選択し、[ 次へ] をクリックします。
[ XML ドキュメント要素] ページまたは [属性] ページの [ 定義名 ] ボックスに「 最終利用可能数量」と入力します。
[ 参照 ] ([ スキーマ ] フィールドの横) をクリックし、ソリューション フォルダーの ContosoPriceAndAvailability プロジェクトに移動し、 ContosoPriceAndAvailability.xsd スキーマを選択して、[ 開く] をクリックします。
[ バインドの選択 ] ダイアログ ボックスで、 rootPriceResponse を展開し、[ 製品] を展開して、 NumberAvailable 要素を選択します。 [OK] をクリックします。
[ XML ドキュメント要素または属性 ] ページの [ ドキュメントの種類 ] ボックスで、値が ContosoPriceAndAvailability.ContosoPriceSchema.rootPriceResponse であることを確認します。
[ 操作の選択 ] セクションで、[ "設定" 操作を実行する] を選択し、[ 次へ] をクリックします。
[ 表示名の指定] ページで 、[ 完了] をクリックします。
ボキャブラリを保存および公開するには
ビジネス ルール作成ツールの [ファクト エクスプローラー] ウィンドウで、[3A2PriceAvailabilityVocabulary] の下にある [バージョン 1.0 (保存されていません)] を右クリックし、[保存] をクリックします。
同じ バージョン 1.0 ノードを右クリックし、[ 発行] をクリックします。
Note
チュートリアルの次の手順で使用するため、ビジネス ルール作成ツールは開いたままにしておきます。