孤立した添付ファイルの削除
Microsoft BizTalk Accelerator for RosettaNet (BTARN) には、受信したメッセージの添付ファイルが格納されます。 特定の状況では、BTARN によって添付ファイルが保存されますが、関連付けられているメッセージが MessagesToLOB テーブルから削除され、孤立した添付ファイルが生成されます。 これは、添付ファイルがあり、無効なマニフェストを含むメッセージ (たとえば、NumberOfAttachments = 0 のマニフェスト) を送信するときに発生する可能性があります。 システムのパフォーマンスを維持するために、孤立した添付ファイルを定期的に削除することができます。
孤立した添付ファイルを削除する方法
BTARN は、BTARNDATA データベースの Attachments テーブルに添付ファイルを格納します。 BTARN は、関連付けられたメッセージを MessagesToLOB テーブルに格納します。 孤立した添付ファイルは、添付ファイルに outMessageID
MessagesToLOB テーブル内のメッセージのプロパティに MessageID
対応しないプロパティがある場合に発生します。
MessagesToLOB テーブル内に対応するメッセージがない添付ファイルだけを削除するストアド プロシージャを使用して、定期的にテーブルから添付ファイルを削除することができます。 ストアド プロシージャのサンプル SQL ステートメントは次のとおりです。
delete from attachments where outMessageID not in (select messageid from messagestolob)
さらに、特定の期間より古く、それ以上の追跡を必要としない添付ファイルは削除することをお勧めします。 Attachments テーブルには、古い添付ファイルを TimeCreated
削除するために使用できるプロパティが含まれています。 このプロセスは、古いダイジェストの削除に使用するプロセスに似ています。 古いダイジェストを削除するストアド プロシージャのサンプル SQL ステートメントについては、「 ダイジェストの削除」を参照してください。
また、それぞれの MessageID 列にある Attachments テーブルおよび MessagestoLOB テーブルにはインデックスを付けることをお勧めします。