CertWizard
CertWizard ユーティリティを使用して、Microsoft® BizTalk Accelerator for RosettaNet (BTARN) で使用するために、.pfx または .cer ファイルからプライベート ストアまたはパブリック ストアに証明書をインポートします。
SDK でのパス
<ドライブ>\Program Files (x86)\Microsoft BizTalk <version> Accelerator for RosettaNet\SDK\
CertWizard の実行
CertWizard を実行するには
コマンド プロンプトを開きます。
Drive>\ Program Files (x86)\Microsoft BizTalk <version> Accelerator for RosettaNet\SDK\ に<移動します。
コマンド プロンプトで「 CertWizard」と入力し、必要なスイッチと適切なスイッチを入力し、Enter キーを押します。
CertWizard の構文
次に、このコマンドライン ユーティリティを起動するために使用する構文を示します。
秘密キーをインポートするための構文
CertWizard /Privatekey <filename>.pfx [/Filepassword <filepassword>] [/Useridentity <useridentity>] [/Password <password>] [/Thumbprint <thumbprint>] [/Usage sign|decrypt|both|none] [/Exportable true|false]
公開キーをインポートするための構文
CertWizard /Publickey <filename>.cer [/Thumbprint <thumbprint>]
ルート キーをインポートするための構文
CertWizard /Rootkey <filename>.cer [/Thumbprint <thumbprint>]
構文の説明
次の表に、CertWizard ユーティリティが使用する構文の各要素について説明します。
構文 | 説明 |
---|---|
Privatekey | 秘密キーをインポートするために使用します。 |
Publickey | 公開キーをインポートするために使用します。 |
ルートキー | ルート キーを証明機関からインポートするために使用します。 |
filename.pfx (または .cer) | .pfx (秘密キー) ファイルまたは .cer (公開キー) ファイルの完全なパス。 |
Filepassword | .pfx ファイルのロックを解除するために必要なパスワード。 |
Useridentity | 1 つまたは複数の BizTalk ホストが使用するサービス ID。 ホストを指定せずに、ユーザー アカウントを使用して証明書をインポートするには、適切なユーザー アカウントを入力します。 メモ:Useridentity スイッチを追加しない場合、ユーティリティはすべてのユーザーの証明書をインポートして設定します。 メモ:Useridentity スイッチを追加しても値を入力しない場合、WMI によってユーザー ID が自動的に生成されます。 |
パスワード | サービス ID ユーザーのパスワード。 |
拇印 | ファイルに複数の証明書が含まれている場合に使用する、特定の証明書の拇印。 メモ: パブリック証明書ファイルの場合、ファイルに複数の証明書が含まれており、拇印を指定しない場合、ユーティリティはファイル内のすべての証明書をインポートします。 プライベート証明書ファイルの場合は、インポートする証明書を選択するように求めるメッセージが表示されます。 |
使用方法 | インポートしたプライベート証明書の用途。 sign (署名証明書に使用可能)、decrypt (暗号化解除証明書に使用可能)、both (署名証明書と暗号化解除証明書のいずれでもある証明書に使用可能)、または none (署名証明書と暗号化解除証明書のいずれでもある証明書に使用可能) を指定できます。 メモ:/Usage スイッチを none に設定した場合、ウィザードは BizTalk ホストまたは BizTalk グループの証明書の拇印を設定しません。 |
Exportable | True または False を指定できます。 の場合 True は、秘密キーを再エクスポートできます。 |
注釈
CertWizard は、.pfx ファイルの秘密キーを個人用ストアにインポートし、.cer ファイルの公開キーをパブリック ストアにインポートします。 秘密キーをインポートする場合は、着信メッセージの証明書に暗号化解除証明書を指定するか、送信メッセージの証明書に署名証明書を指定できます。
コマンド プロンプトで完全なコマンドを指定しないと、必須の値を指定するように求めるメッセージが表示されます。