メッセージの検証
Microsoft BizTalk Accelerator for HL7 (BTAHL7) では、HL7 でエンコードされた ACK メッセージへの変換が必要になる可能性がある HL7 XML レシートの形式で、アプリケーションまたは取引先からの受信メッセージの受信確認 (ACK) の送信がサポートされています。 通常、BTAHL7 は、関連する受信 (取引先形式) ドキュメント仕様に対して受信メッセージをチェックした後、領収書を生成します。 すべてのセグメントが検証に合格すると、BTAHL7 はアプリケーションへの同意を示す領収書を返します。 それ以外の場合、BTAHL7 はエラーまたは失敗/拒否を示すレシートを生成します。
BTAHL7 ACK 伝送は、HL7 標準に対して構文的および概略的なエラーを報告します。 検証が失敗した場合、BTAHL7 は中断されたメッセージ キューにドキュメントを配置し、拒否の詳細を示す領収書を返します。 BTAHL7 パーサーは、データ型、構文、およびスキーマ検証のチェックを含む検証を実行します。 BTAHL7 は、レシートの解析で発生したスケマティック エラーと場所の詳細を記録します。
構成時に、ACK で応答するために必要なBizTalk Server成果物を作成する必要があります。 BTAHL7 パーサーは、HL7 正規 ACK XML インスタンスを作成します。 BizTalk はこれを適切な BizTalk マップの必要なバージョン形式に変換し、変換先の形式を検証します。 その後、BTAHL7 シリアライザーは、メッセージを HL7 でエンコードされたインスタンスに変換します。
注意
受信メッセージの区切り記号と BTAHL7 構成で指定された区切り記号の間に競合がある場合、BTAHL7 は受信メッセージと同じ区切り記号を使用する ACK メッセージを生成し、構成設定をオーバーライドします。