未宣言のカスタマイズ

データの形式や性質を定義せずに、メッセージにデータを追加できます。 これを行うには、宣言されていない Z セグメントを使用します。 宣言されていない Z セグメントは、メッセージの末尾にある予期しないインスタンスです。 パーサー/XML 検証コントロールはセグメントを検証しません。 どのスキーマでも定義されていません。 Microsoft BizTalk Accelerator for HL7 (BTAHL7) は、セグメントをバイナリ ラージ オブジェクト (BLOB) として扱います。

BTAHL7 は、宣言されていない Z セグメント データを 3 部構成のメッセージの 3 番目の部分として渡します。 3 つの部分は、ヘッダー、本文、および宣言されていない Z セグメント (Z 部分とも呼ばれます) です。 文字 "Z" で始まるセグメント ID (たとえば、カスタムの患者人口統計情報の "ZPD") は、Z 部分を識別します。

参照

宣言済みのカスタマイズ
Z オブジェクトを使用した HL7 2.X スキーマの拡張
HL7 メッセージの処理
メッセージ処理
HL7 2.X スキーマの使用