手順 6: 受信確認バッチの送信ポートの作成
この手順では、作成した受信確認バッチをソース パーティに配信する送信ポートを作成します。 これは、FILE アダプターの種類を持つ静的な一方向ポートです。 ソース (\Tutorial_BatchACKDrop) のファイル フォルダーを指定します。ここで、BizTalk Serverは受信確認バッチ ファイルを削除します。 ポートが送信する受信確認バッチの種類を示すポートのフィルターを定義します。 フィルターは、Tutorial_BatchSourceのソースと OutboundBatch のメッセージの種類を指定します。
受信確認バッチの送信ポートを作成するには
BizTalk Server管理コンソールで、[送信ポート] を右クリックし、[新規] をポイントして、[静的一方向送信ポート] をクリックします。
[送信ポートのプロパティ] ダイアログ ボックスで、次の操作を行います。
プロパティ 目的 名前 「Tutorial_BatchSource」と入力します。 Type ドロップダウン リストから [ ファイル ] を選択します。 構成 [ 構成] をクリックして、[ファイル トランスポートのプロパティ] ダイアログ ボックスを開きます。 [FILE トランスポートのプロパティ] ダイアログ ボックスで、次の操作を行います。
プロパティ 目的 コピー先フォルダー drive:>\Program Files\Microsoft BizTalk <version> Accelerator for HL7\SDK\End-to-End Tutorial\Tutorial_BatchACKDrop を<参照します。 これは、BizTalk Serverが受信確認バッチを含むファイルを書き込むファイル システムまたはパブリック共有上の場所へのパスです。 [ファイル名] 「%MessageID%.txt 」と入力します (.xml 拡張機能を .txt 拡張機能に置き換えます)。 コピー モード [新規作成] を選択します。 [OK] をクリックします。
[送信ポートのプロパティ] ダイアログ ボックスの [ 送信パイプライン] で、[ BTAHL72XPipelines.BTAHL72XSendPipeline] を選択します。
コンソール ツリーで、[ フィルター] をクリックし、次の操作を行います。
プロパティ 目的 プロパティ [プロパティ] の下のフィールドをクリックし、ドロップダウン リストから [Microsoft.Solutions.BTAHL7.BatchOrchestration.Party] を選択します。 [オペレーター] ==演算子のままにします。 Value 「Tutorial_BatchSource」と入力します。 Group By ドロップダウン リストから [ And ] を選択します。 プロパティ [ BTAHL7Schemas.BTAHL7MessageType] を選択します。 [オペレーター] ==演算子のままにします。 Value 「 OutboundBatch」と入力します。 Enter キーを押します。 ダイアログ ボックスの下部にあるペインで、フィルター式を正しく入力したことを確認し、[OK] をクリック します。
BizTalk 管理コンソールで、[ 送信ポート] を選択し、[ Tutorial_BatchSource] を右クリックし、[ 開始] をクリックします。
送信元パーティに送信ポートを関連付けるには
BizTalk 管理コンソールで、[ パーティ] をクリックします。 [Tutorial_BatchSource] を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
[パーティのプロパティ] ダイアログ ボックスで、コンソール ツリーの [ 送信ポート ] をクリックします。 [ 送信ポート] で、ドロップダウン リストから [Tutorial_BatchSource ] を選択し、[OK] をクリック します。