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MLLP 受信および送信コンポーネント

Microsoft BizTalk Accelerator for HL7 (BTAHL7) では、ファイル、HTTP、SQL、FTP など、すべての Microsoft BizTalk Server ネイティブ アダプターの種類がサポートされています。 ただし、HL7 でエンコードされたメッセージの送受信では、通常は MLLP アダプターを使用します。 このアダプターは、最小下位層プロトコル (MLLP) を使用する TCP/IP ソケット アダプターです。 このプロトコルは、双方向メッセージのサポートとエンドツーエンドの医療アプリケーション統合を提供します。

MLLP 受信アダプターは、双方向アダプターまたは一方向アダプターとして構成できます。 MLLP 送信アダプターは、双方向の要請応答送信アダプター、同じソケット接続で受信確認 (ACK) を受信するように構成された一方向送信アダプター、またはメッセージを返さない一方向送信アダプターとして構成できます。 双方向の solicit-response send MLLP アダプターを使用する場合は、AKS または応答メッセージを返すように受信ポートを構成できます。 MLLP 送受信アダプターの例については、「 質問チュートリアル」を参照してください。

BTAHL7 が MLLP アダプターで受信または送信するメッセージには、次のラッパーが必要です。

  • <SB> 開始ブロック文字

  • <EB> End Block 文字

  • <CR> 復帰バイト (省略可能)

    MLLP アダプターは、欠落している <SB> または <EB> ラッパー、切断された接続、またはタイムアウトに対するエラー処理を提供します。 MLLP アダプターを使用すると、接続数の制限を構成できます。 MLLP アダプターでは、さまざまな受信確認を使用できます。

参照

MLLP でエンコードされたメッセージの処理
BizTalk Accelerator for HL7 コンポーネント