Mbsv3 および Mbdsv3 シリーズ
メモリとストレージが最適化された Mbv3 VM (Mbsv3 と Mbdsv3) シリーズは、第 4 世代 Intel® Xeon® スケーラブル プロセッサをベースとし、より高いリモート ディスク ストレージのパフォーマンスを実現します。 これらの新しい VM サイズでは、最大 650,000 IOPS と 10 GBps のリモート ディスク ストレージ スループットを持つ Premium SSD v2 と Ultra Disk、最大 4 TiB の RAM、Ultra Disk と Premium SSD v2 を使用する NVMe インターフェイスによる最大 650,000 IOPS と 10 GBps のリモート ディスク ストレージへのスループットが提供されます。
さらなる向上を遂げたこれらの VM のリモート ストレージ パフォーマンスは、リレーショナル データベースやデータ分析アプリケーションなどのスループット集中型ワークロードに最適です。
Mbv3 VM シリーズは、そのリソース割り当て機能とハイ パフォーマンス機能により、多くのメモリが必要となる SQL Server ワークロード、たとえば重要なオンライン トランザクション処理 (OLTP)、データ分析、インメモリ データベース、データ ウェアハウスなどと、複数の SQL Server インスタンスを効率的に管理する必要がある SQL Server ワークロードの統合に、特に適しています。
Mbsv3 シリーズ (NVMe)
Premium Storage: サポートされています
Premium Storage キャッシュ: サポートされています
ライブ マイグレーション: サポートされていません
メモリ保持更新: サポートされていません
VM 世代サポート: 第 2 世代
書き込みアクセラレータ: サポートされています
高速ネットワーク:サポートされています
エフェメラル OS ディスク: サポートされていません
入れ子になった仮想化: サポートされていません
| [サイズ] | vCPU | メモリ:GiB | 最大データ ディスク数 | キャッシュ不使用時の Premium SSD の最大スループット: IOPS/MBps | キャッシュ不使用時の Ultra Disk と Premium SSD V2 ディスクの最大スループット: IOPS/MBps | 最大 NIC 数 | 最大ネットワーク帯域幅 (Mbps) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Standard_M16bs_v3 | 16 | 128 | 64 | 44,000/1,000 | 64,000/1,000 | 8 | 8,000 |
| Standard_M32bs_v3 | 32 | 256 | 64 | 88,000/2,000 | 88,000/2,000 | 8 | 16,000 |
| Standard_M48bs_v3 | 48 | 384 | 64 | 88,000/2,000 | 120,000/2,000 | 8 | 16,000 |
| Standard_M64bs_v3 | 64 | 512 | 64 | 88,000/2, 000 | 160,000/2, 000 | 8 | 16,000 |
| Standard_M96bs_v3 | 96 | 768 | 64 | 260,000/4,000 | 260,000/4,000 | 8 | 25,000 |
| Standard_M128bs_v31 | 128 | 1024 | 64 | 260,000/4,000 | 400,000/4,000 | 8 | 40,000 |
| Standard_M176bs_v31 | 176 | 1536 | 64 | 260,000/6,000 | 650,000/6,000 | 8 | 50,000 |
1 NUMA ノードあたり 64 仮想コアを上回る VM で、SMT を無効にして SQL Server を実行します。
Mbdsv3 シリーズ (NVMe)
Premium Storage: サポートされています
Premium Storage キャッシュ: サポートされています
ライブ マイグレーション: サポートされていません
メモリ保持更新: サポートされていません
VM 世代サポート: 第 2 世代
書き込みアクセラレータ: サポートされています
高速ネットワーク:サポートされています
エフェメラル OS ディスク: サポートされています
入れ子になった仮想化: サポートされていません
| [サイズ] | vCPU | メモリ:GiB | 一時ストレージ (SSD) GiB | 最大データ ディスク数 | 一時ストレージの最大スループット: IOPS/MBps | キャッシュ不使用時の Premium SSD の最大スループット: IOPS/MBps | キャッシュ不使用時の Ultra Disk と Premium SSD V2 ディスクの最大スループット: IOPS/MBps | 最大 NIC 数 | 最大ネットワーク帯域幅 (Mbps) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Standard_M16bds_v3 | 16 | 128 | 400 | 64 | 10,000/100 | 44,000/1,000 | 64,000/1,000 | 8 | 8,000 |
| Standard_M32bds_v3 | 32 | 256 | 400 | 64 | 20,000/200 | 88,000/2,000 | 88,000/2,000 | 8 | 16,000 |
| Standard_M48bds_v3 | 48 | 384 | 400 | 64 | 40,000/400 | 88,000/2,000 | 120,000/2,000 | 8 | 16,000 |
| Standard_M64bds_v3 | 64 | 512 | 400 | 64 | 40,000/400 | 88,000/2,000 | 160,000/2,000 | 8 | 16,000 |
| Standard_M96bds_v3 | 96 | 768 | 400 | 64 | 40,000/400 | 260,000/4,000 | 260,000/4,000 | 8 | 25,000 |
| Standard_M128bds_v3 | 128 | 1,024 | 400 | 64 | 160,000/1600 | 260,000/4,000 | 400,000/4,000 | 8 | 40,000 |
| Standard_M176bds_v3 | 176 | 1,536 | 400 | 64 | 160,000/1600 | 260,000/6,000 | 650,000/6,000 | 8 | 50,000 |
| Standard_M64bds_1_v3 | 64 | 1397 | 3000 | 64 | 40,000/400 | 130,000/6,000 | 160,000/6,000 | 8 | 20,000 |
| Standard_M96bds_2_v3 | 96 | 1946 | 4500 | 64 | 40,000/400 | 130,000/8,000 | 260,000/8,000 | 8 | 20,000 |
| Standard_M128bds_3_v31 | 128 | 2794 | 6000 | 64 | 160,000/1600 | 260,000/8,000 | 400,000/10,000 | 8 | 40,000 |
| Standard_M176bds_4_v31 | 176 | 3892 | 8000 | 64 | 160,000/1600 | 260,000/8,000 | 650,000/10,000 | 8 | 40,000 |
1 NUMA ノードあたり 64 仮想コアを上回る VM で、SMT を無効にして SQL Server を実行します。
サイズ表の定義
- ストレージ容量は GiB (1024^3 バイト) 単位で示されています。 GB (1000^3 バイト) 単位のディスクと GiB (1024^3 バイト) 単位のディスクを比較する場合は、GiB 単位の方が容量の数値が小さく見えることに注意してください。 たとえば、1023 GiB = 1098.4 GB です。
- ディスク スループットの測定単位は、1 秒あたりの入力/出力操作数 (IOPS) および MBps です (MBps = 10^6 バイト/秒)。
- ここに記載されている IOPS/MBps は、データ ディスクのキャッシュ不使用モードを指します。
- VM の最高のストレージ パフォーマンスを得る方法については、「仮想マシンとディスクのパフォーマンス」を参照してください。
- IOPS の仕様は、4KiB や 8KiB などの一般的な小さなランダム ブロック サイズを使用して定義されます。 最大 IOPS は "上限" と定義され、4KiB のランダム読み取りワークロードを使用して測定されます。
- TPUT の仕様は、128KiB や 1024KiB などの一般的な大きなシーケンシャル ブロック サイズを使用して定義されます。 最大 TPUT は "上限" と定義され、128KiB のシーケンシャル読み取りワークロードを使用して測定されます。