イメージ バージョンをマネージド ディスクにエクスポートする
適用対象: ✔️ Linux VM ✔️ Windows VM ✔️ フレキシブル スケール セット ✔️ 均一スケール セット
イメージ バージョンの OS またはデータ ディスクを、Azure Compute Gallery (旧称 Shared Image Gallery) に格納されているイメージ バージョンからのマネージド ディスクとしてエクスポートできます。
CLI
az sig image-version list を使用して、ギャラリーにあるイメージ バージョンを一覧表示します。 この例では、myGallery ギャラリーで myImageDefinition イメージ定義の一部であるすべてのイメージ バージョンを検索しています。
az sig image-version list \
--resource-group myResourceGroup\
--gallery-name myGallery \
--gallery-image-definition myImageDefinition \
-o table
source
変数をイメージ バージョンの ID に設定してから、az disk create を使用してマネージド ディスクを作成します。
この例では、イメージ バージョンの OS ディスクをエクスポートすることで、myManagedOSDisk という名前のマネージド ディスクを、EastUS リージョンの myResourceGroup という名前のリソース グループ内に作成します。
source="/subscriptions/<subscriptionId>/resourceGroups/<resourceGroupName>/providers/Microsoft.Compute/galleries/<galleryName>/images/<galleryImageDefinition>/versions/<imageVersion>"
az disk create --resource-group myResourceGroup --location EastUS --name myManagedOSDisk --gallery-image-reference $source
イメージ バージョンからデータ ディスクをエクスポートする場合は、--gallery-image-reference-lun
を追加して、エクスポートするデータ ディスクの LUN の場所を指定します。
この例では、イメージ バージョンの LUN 0 にあるデータ ディスクをエクスポートすることで、myManagedDataDisk という名前のマネージド ディスクを、EastUS リージョンの myResourceGroup という名前のリソース グループ内に作成します。
source="/subscriptions/<subscriptionId>/resourceGroups/<resourceGroupName>/providers/Microsoft.Compute/galleries/<galleryName>/images/<galleryImageDefinition>/versions/<imageVersion>"
az disk create --resource-group myResourceGroup --location EastUS --name myManagedDataDisk --gallery-image-reference $source --gallery-image-reference-lun 0
PowerShell
Get-AzResource を使用して、ギャラリーにあるイメージ バージョンを一覧表示します。
Get-AzResource `
-ResourceType Microsoft.Compute/galleries/images/versions | `
Format-Table -Property Name,ResourceId,ResourceGroupName
必要な情報がすべて用意できたら、Get-AzGalleryImageVersion を使用して、使用するソース イメージ バージョンを取得し、それを変数に割り当てることができます。 この例では、myImageDefinition
定義の 1.0.0
イメージ バージョンを、myGallery
ソース ギャラリーの myResourceGroup
リソース グループに取得しています。
$sourceImgVer = Get-AzGalleryImageVersion `
-GalleryImageDefinitionName myImageDefinition `
-GalleryName myGallery `
-ResourceGroupName myResourceGroup `
-Name 1.0.0
source
変数をイメージ バージョンの ID に設定したら、New-AzDiskConfig を使用してディスク構成を作成し、New-AzDisk を使用してディスクを作成します。
この例では、イメージ バージョンの OS ディスクをエクスポートすることで、myManagedOSDisk という名前のマネージド ディスクを、EastUS リージョンの myResourceGroup という名前のリソース グループ内に作成します。
ディスク構成を作成します。
$diskConfig = New-AzDiskConfig `
-Location EastUS `
-CreateOption FromImage `
-GalleryImageReference @{Id = $sourceImgVer.Id}
ディスクを作成します。
New-AzDisk -Disk $diskConfig `
-ResourceGroupName myResourceGroup `
-DiskName myManagedOSDisk
イメージ バージョンのデータ ディスクをエクスポートする場合は、ディスク構成に LUN ID を追加して、エクスポートするデータ ディスクの LUN の場所を指定します。
この例では、イメージ バージョンの LUN 0 にあるデータ ディスクをエクスポートすることで、myManagedDataDisk という名前のマネージド ディスクを、EastUS リージョンの myResourceGroup という名前のリソース グループ内に作成します。
ディスク構成を作成します。
$diskConfig = New-AzDiskConfig `
-Location EastUS `
-CreateOption FromImage `
-GalleryImageReference @{Id = $sourceImgVer.Id; Lun=0}
ディスクを作成します。
New-AzDisk -Disk $diskConfig `
-ResourceGroupName myResourceGroup `
-DiskName myManagedDataDisk
次の手順
また、マネージド ディスクからもイメージ バージョンを作成できます。