Azure Kubernetes Service のストレージとして Azure Elastic SAN を使用する方法
Azure Kubernetes Service (AKS) のバッキング ストレージとして Azure Elastic SAN を使用する方法は 2 つあります。 Azure Container Storage プレビューを使用することも、オープンソースの Kubernetes iSCSI CSI ドライバーを使用することもできます。
Kubernetes iSCSI CSI ドライバー
Kubernetes iSCSI CSI ドライバーを使用する場合は、既存の AKS クラスターを iSCSI 経由で Elastic SAN に接続できます。 この Elastic SAN は手動で管理しているため、AKS と共に他のワークロードにも使用できます。 ただし、この構成を使用する場合、ドライバーはオープンソースであるため、Microsoft はそれ自体に起因する問題にはサポートを提供しません。 現在、この構成では動的プロビジョニングはサポートされておらず、ReadwriteOnce アクセス モードのみがサポートされています。
Azure Container Storage プレビュー
Azure Container Storage プレビューは、コンテナー用にネイティブに構築されたクラウドベースのボリューム管理、デプロイ、オーケストレーション サービスです。 新規または既存の AKS クラスターの場合は、拡張機能として Azure Container Storage をインストールできます。 拡張機能としてインストールした後は、Kubernetes コントロール プレーンを使用して、Elastic SAN を含むストレージをプログラムで管理およびデプロイできます。 この場合、Azure Container Storage では、AKS クラスターでのみ使用するために SAN をデプロイします。 その SAN は他のワークロードには使用できません。また、その SAN のボリュームのボリューム スナップショットは現在、この構成ではサポートされていません。