BlobFuse2 の設定を構成する方法
構成設定を使って、デプロイの BlobFuse2 を管理できます。 構成設定を使うと、環境内にある BlobFuse2 の動作の次のような側面を設定できます。
- ストレージ BLOB へのアクセス
- ログ記録
- パイプライン エンゲージメント
- キャッシュ動作
- アクセス許可
BlobFuse2 のすべての設定とその説明の一覧については、GitHub にある基本構成ファイルをご覧ください。
BlobFuse2 の構成設定を管理するには、3 つのオプションがあります (優先順)。
構成ファイルを使うのが推奨される方法ですが、状況によっては他の方法が役に立つ場合があります。
構成ファイル
BlobFuse2 の設定を確立するには、構成ファイルを作成することをお勧めします。 構成ファイルで必要な設定を指定したら、blobfuse2 mount
または他のコマンドを使うときに構成ファイルを参照します。
次に例を示します。
blobfuse2 mount ./mount --config-file=./config.yaml
Base BlobFuse2 の基本構成ファイルには、すべての設定の一覧と、各設定の簡単な説明が含まれています。
これらの各シナリオ用のいくつかの基本設定を使用することで素早く作業を開始するには、サンプルのファイル キャッシュ構成ファイルを使用してください。
環境変数
環境変数の設定は、一部の BlobFuse2 設定を構成するもう 1 つの方法です。 サポートされている環境変数は、アクセスする Azure Blob Storage コンテナーと使用する認可方法を指定する場合に役立ちます。
環境変数の使用の詳細と、使用できるすべての変数の一覧については、BlobFuse2 の README をご覧ください。
CLI パラメーター
また、BlobFuse2 コマンド セットのパラメーターとして構成設定を渡すときに、それらを設定することもできます (blobfuse2 mount
コマンドなどを使って)。 通常、mount コマンドは、すべての設定を含む構成ファイルを参照します。 ただし、CLI パラメーターを使うと、構成ファイル内の個々の設定をオーバーライドできます。 この例では、config.yaml 構成ファイルが参照されていますが、マウントされるコンテナーとログ オプションがオーバーライドされます。
blobfuse2 mount ./mount_dir --config-file=./config.yaml --container-name=blobfuse2b --log-level=log_debug --log-file-path=./bobfuse2b.log
blobfuse2 mount
コマンドなど、BlobFuse2 コマンド セット全体について詳しくは、BlobFuse2 のコマンドおよび BlobFuse2 のマウント コマンドに関する記事をご覧ください。