BlobFuse2 の secure set コマンドを使用して、暗号化された BlobFuse2 構成ファイルのパラメーターの値を変更する方法
blobfuse2 secure set
コマンドを使用して、暗号化された BlobFuse2 構成ファイルで指定されたパラメーターの値を変更します。
構文
blobfuse2 secure set --[flag-name]=[flag-value]
フラグ (オプション)
blobfuse2 secure set
に適用される、親の親コマンド blobfuse2
から継承されるフラグ、または blobfuse2 secure
サブコマンドにのみ適用されるフラグ。
BlobFuse2 コマンドから継承されるフラグ
次のフラグは、親の親コマンド blobfuse2
から継承されます。
フラグ | 短いバージョン | 値の種類 | 既定値 | 説明 |
---|---|---|---|---|
disable-version-check | boolean | false | BlobFuse2 バイナリの自動バージョン チェックを有効または無効にする | |
help | -H | 該当なし | blobfuse2 コマンドとサブコマンドのヘルプ情報 |
BlobFuse2 secure コマンドから継承されるフラグ
次のフラグは、親コマンド blobfuse2 secure
から継承されます。
フラグ | 値の種類 | 既定値 | 説明 |
---|---|---|---|
config-file | string | ./config.yaml | パス構成ファイル |
output-file | string | 出力ファイルのパスと名前 | |
パスフレーズ | string | 暗号化または暗号化解除に使用するキー 環境変数 BLOBFUSE2_SECURE_CONFIG_PASSPHRASE で指定することもできます。 キーの長さは、16 (AES-128)、24 (AES-192)、または 32 (AES-256) バイトでなければなりません。 |
BlobFuse2 の secure set コマンドにのみ適用されるフラグ
次のフラグは、blobfuse2 secure set
コマンドにのみ適用されます。
フラグ | Short version |
値 type |
Default value |
説明 |
---|---|---|---|---|
key | string | 暗号化された構成ファイルで更新する構成キー (パラメーター) | ||
value | string | 暗号化された構成ファイルで更新する構成キー (パラメーター) の新しい値 |
例
Note
次の例では、現在のディレクトリに構成ファイルが既に作成されていることを前提としています。
暗号化された BlobFuse2 構成ファイルのパラメーター logging.log_level
の値を "log_debug" に設定します。
blobfuse2 secure set --config-file=config.yaml --passphrase=PASSPHRASE --key=logging.log_level --value=log_debug