Azure Static Web Apps で名前付きのプレビュー環境を作成する
すべての変更を名前付き環境にデプロイするようにサイトを構成できます。 このプレビューのデプロイは、環境名を含む安定した URL で発行されます。 たとえば、環境に release
という名前が付けられている場合、プレビューは <DEFAULT_HOST_NAME>-release.<LOCATION>.azurestaticapps.net
のような場所で使用できます。
構成
名前付きデプロイ環境を使って URL 環境を安定させるには、ビルド構成ファイルを次のように変更します。
- GitHub アクションの
static-web-apps-deploy
ジョブで、または AzureStaticWebApp タスクでdeployment_environment
の入力を特定の名前に設定します。 これによって、追跡対象のブランチに対するすべての変更が、名前付きプレビュー環境に確実にデプロイされます。 - ワークフロー構成内のトリガー配列内のプレビュー環境にデプロイするブランチを一覧表示し、それらのブランチに対する変更によって GitHub Actions または Azure Pipelines デプロイもトリガーされるようにします。
- すべてのブランチを追跡する場合、この配列を GitHub Actions の場合は
**
に、Azure Pipelines の場合は*
に設定します。
- すべてのブランチを追跡する場合、この配列を GitHub Actions の場合は
例
次の例では、ブランチ プレビュー環境を有効にする方法を示します。
name: Azure Static Web Apps CI/CD
on:
push:
branches:
- "**"
pull_request:
types: [opened, synchronize, reopened, closed]
branches:
- main
jobs:
build_and_deploy_job:
...
name: Build and Deploy Job
steps:
- uses: actions/checkout@v2
with:
submodules: true
- name: Build And Deploy
id: builddeploy
uses: Azure/static-web-apps-deploy@v1
with:
...
deployment_environment: "release"
Note
...
では、わかりやすくするためにスキップされたコードを示します。
この例では、すべてのブランチへの変更が名前付きプレビュー環境 release
にデプロイされます。