サイト信頼性エンジニアリング (SRE) に関する書籍
SRE について学んだりその知識を深めたりするための最善の方法の 1 つは、それに関する書籍を読むことです。 ここでは、このトピックに関して確認してきた情報に関する最適な書籍をいくつか紹介します。
SRE に関する主な書籍
サイト信頼性エンジニアリング (SRE) の詳しい情報を得るには、このテーマに関して出版されている 3 冊の書籍が最適なソースです
- SRE サイトリライアビリティエンジニアリング―Googleの信頼性を支えるエンジニアリングチーム(「The SRE Book」(SRE ブック) と呼ばれます)
- The Site Reliability Workbook: Practical Ways to Implement SRE (サイト信頼性ワークブック: 実用的な SRE の実装方法) (「The SRE Workbook」(SRE ワークブック) と呼ばれます)
- Seeking SRE: Conversations About Running Production Systems at Scale (SRE の探求: 大規模な運用システムの稼働に関する会話)
これらの各書籍には、重要な情報が記載されています。
SRE ブック: Google が長年かけて SRE をどのように実装してきたかが詳細に説明されています。
SRE ワークブック - SRE ブックと対になる書。Google や他の場所で SRE が "何" であるかだけでなく、"方法" や "理由" についてもより詳しく説明されています。
Seeking SRE: 他の環境で実装されている方法など、SRE の原点を超えて SRE の世界についてより広範な視点が提供されています。
これらの書籍でそのエクスペリエンス、環境、カルチャが説明されている組織は読者が属している組織に似ているとは限らないため、批判的な目でこれらの本を読むことが重要です。 読み進めながら、自分の組織で成功する、または成功しない可能性があるプラクティスを判断してください。 ある程度時間をかけて、何らかの評価ができる価値があると確信できる情報を特定してください。 記載されているとおり、SRE の業務をサポートできる組織のカルチャと価値の部分と、より困難になりそうな部分を考えてましょう。 SRE を慎重かつ段階的に採用すると、ほとんどの場合、これらの本で読んだ内容を全面的にそのまま採用するよりも良い結果が得られます。
SRE に関するその他の書籍
前述の書籍を読んだ後に、サービス レベル指標 (SLI)/サービス レベル目標 (SLO) の実践についてさらに掘り下げたい場合は、次の書籍が優れた情報源となります。
Implementing Service Level Objectives
セキュリティと信頼性エンジニアリングの関連性について調べたい場合は、こちら書籍から、このトピックに関して数々の優れた所見が得られます。