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Service Fabric のサービス用に環境変数を指定する方法

この記事では、Service Fabric でサービスまたはコンテナーの環境変数を指定する方法を説明します。

サービス用の環境変数を指定する手順

この例では、コンテナーの環境変数を設定します。 アプリケーションおよびサービス マニフェストは既にあるものとします。

  1. ServiceManifest.xml ファイルを開きます。

  2. CodePackage 要素に、環境変数ごとに新しい EnvironmentVariables 要素と EnvironmentVariable 要素を追加します。

    <CodePackage Name="MyCode" Version="CodeVersion1">
            ...
            <EnvironmentVariables>
                  <EnvironmentVariable Name="MyEnvVariable" Value="DefaultValue"/>
                  <EnvironmentVariable Name="HttpGatewayPort" Value="19080"/>
            </EnvironmentVariables>
    </CodePackage>
    

    環境変数は、アプリケーション マニフェスト内でオーバーライドできます。

  3. アプリケーション マニフェストで環境変数をオーバーライドするには、EnvironmentOverrides 要素を使います。

      <ServiceManifestImport>
        <ServiceManifestRef ServiceManifestName="Guest1Pkg" ServiceManifestVersion="1.0.0" />
        <EnvironmentOverrides CodePackageRef="MyCode">
          <EnvironmentVariable Name="MyEnvVariable" Value="OverrideValue"/>
        </EnvironmentOverrides>
      </ServiceManifestImport>
    

Docker Compose を使用して環境変数を動的に指定する

Service Fabric では、Docker Compose を使用してデプロイする機能がサポートされています。 Compose ファイルでは、環境変数をシェルから取得できます。 この動作を使用して、必要な環境値を動的に置き換えることができます。

environment:
  - "hostname:${hostname}"

次のステップ

この記事で説明されている主要な概念の一部について詳しくは、「複数の環境向けのアプリケーションの管理」をご覧ください。

Visual Studio で使用可能なその他のアプリケーション管理機能については、 Visual Studio での Service Fabric アプリケーションの管理に関する記事をご覧ください。