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Azure でクラスターの構成をアップグレードする

この記事では、Service Fabric クラスターのさまざまなファブリックの設定をカスタマイズする方法について説明します。 Azure でホストされているクラスターの場合、Azure portal または Azure Resource Manager テンプレートを使って設定をカスタマイズできます。

Note

すべての設定をポータルで使用できるとは限りません。ベスト プラクティスは、Azure Resource Manager テンプレートを使用して設定をカスタマイズすることです。ポータルは Service Fabric の開発とテストのシナリオ専用です。

Note

Azure を操作するには、Azure Az PowerShell モジュールを使用することをお勧めします。 作業を始めるには、「Azure PowerShell をインストールする」を参照してください。 Az PowerShell モジュールに移行する方法については、「AzureRM から Az への Azure PowerShell の移行」を参照してください。

Resource Manager テンプレートを使用してクラスター設定をカスタマイズする

Azure クラスターは、JSON の Resource Manager テンプレートを使って構成できます。 さまざまな設定の詳細については、クラスターの構成設定に関する記事をご覧ください。 例として、次の手順はで、Azure Resource Explorer を使って MaxDiskQuotaInMB という新しい設定を Diagnostics セクションに追加する方法を示します。

  1. [https://resources.azure.com](https://resources.azure.com ) に移動します
  2. [サブスクリプション] -><ご使用のサブスクリプション> ->[resourceGroups] -><ご使用のリソース グループ> ->[プロバイダー] ->[Microsoft.ServiceFabric] ->[クラスター] -><ご使用のクラスター名 > の順に展開して、サブスクリプションに移動します
  3. 右上隅の [読み取り/書き込み] を選択します。
  4. [編集] を選択して fabricSettings JSON 要素を更新し、新しい要素を追加します。
{
  "name": "Diagnostics",
  "parameters": [
    {
      "name": "MaxDiskQuotaInMB",
      "value": "65536"
    }
  ]
}

Azure Resource Manager を使用して次の方法のいずれかでクラスターの設定をカスタマイズすることもできます。

  • Azure portal を使用して、Resource Manager テンプレートをエクスポートし、更新します。
  • PowerShell を使用し、Resource Manager テンプレートをエクスポートして更新します。
  • Azure CLI を使用し、Resource Manager テンプレートをエクスポートして更新します。
  • 設定を直接変更するには、Azure PowerShell Set-AzServiceFabricSetting および Remove-AzServiceFabricSetting コマンドを使います。
  • 設定を直接変更するには、Azure CLI の az sf cluster setting コマンドを使います。

次のステップ